何となく始めてしまった家のブロック塀の破壊工事。この基礎コンクリが硬くて硬くて泣きそう。その硬さ、ほぼ石である。いや、石は弱い部分があるからまだいい。基礎コンクリ、しかも鉄筋入りは人間が創造した石だからとにかく頑丈なのだ。 ガザの14階建てビ…

夜勤になれつつある。凶悪な睡魔と戦い、起床介助の修羅場を潜り抜けていたが、慣れると楽になった。睡魔は積極的に仮眠をとることで大したことは無くなり、余裕が生まれたおかげで起床介助では慌てることもなくなった。うん、慣れてきた。 入社してもうすぐ…

夜勤の前にテレビを見る。ミケランジェロの天井画は彫刻家であるミケランジェロにとって得意分野ではなく、どちらかというとやりたくない仕事だったという話。弟子に絵の具の調合とかを聞いたりして、苦痛にあえぎながら書き続けたということだ。 欲望の資本…

スマホに入っている小説「探偵は吹雪の果てに」を読んだ。3回目ぐらい。 探偵は吹雪の果てに ススキノ探偵シリーズ | 東 直己 | 日本の小説・文芸 | Kindleストア | Amazon 東直己のススキノ探偵シリーズの1つ。映画では大泉洋がやっている「俺」がススキノ…

認知症は65歳以上の人間の半分がかかるという。決して他人ごとではなく、自分がかかるかもしれないし、親や嫁がなるかもしれない。いまそれを肌で体感して、健康的な人生の最後というものについて考えさせられている。 認知症にはいくつかのタイプがあり、も…

認知症になり脳が委縮するとさまざまな弊害が起こる。代表的なのは記憶障害で「わからない」が口癖になるのだ。新しい記憶から失われて行き、自分の周りはわからないもので囲まれてしまう。年齢、住んでいる地域、近親者、そして言葉だ。 論理的思考ができな…

夜勤だった。これでついに10回目。1回5000円の補助がでるから、5万円頂いたことになる。じつにありがたい。 最初は恐ろしく、苦しい仕事だった。たった1人で越える夜。体は睡魔との戦いでボロボロになる。何が起こるかわからずに、ひたすらもがいていた。今…

若い女の子の前でウキウキになってしまう若い男がいる。20年ぐらい前の自分のようなそんな対象を職場で見かけてしまった。できれば記憶の底に沈んだまま、永遠に消え去ればいいと思っていた。ああ、あの時の自分もこんな感じでウッキウキだったんだろうなあ…

ホットプレートを購入したかった。 巷には様々なホットプレートがあるが、2人暮らしにちょうどよく、お好み焼きとたこ焼きができるものが条件。いろいろ迷った挙句、象印にした。 家電量販店を回っていたら、炊飯器も欲しくなってきた。今あるやつはライダー…

この時代、エンタメは腐るほどあるし、映画を見るには時間がかかる。実際に最近、映画をみる機会が減った。ネトフリで1日1本見ていた時もあったけど、仕事を始めた今、そんなに見ることはなく、たまに1時間ぐらいのドラマを見るぐらい。だから映画を見るなら…

職場に花を持っていった。写真に写っている奴はその1部。半額で300円だった。あらかじめ許可はとっていたけど、持っていくときはドキドキした。なんていっても、誰にも頼まれていない。自分の意志で花を持っていき、飾る。そこに必然性はなく「なんで、この…

25の時、インドに行った。 ガンジス川は想像を超えていた。文化の対極地だった。 先日、職場で若い先輩とお話していた時、ふとこんな話をしてしまった。なぜ、インドに行ったのか？そこから得た経験はなんだったのか？面白い話はないか？そんな会話の繋がり…

人間にはプライドがあって、自分はそれを傷つけないようにふるまっている。それはお年寄りに対してもそう。しっかりと相手をリスペクトし、1人の人間として礼儀正しく接していた。 そのスタンスはライダーハウスでもそうだった。たとえ500円だろうが、お金を…

先日、傍聴に行った時のこと。 被告はよくある話で「一発ドカンと稼いで生きていく」タイプの人だった。コツコツと毎日仕事に行くことが出来ない人もいる。それはそれでアリよりのアリな生き方だろう。 なにより被告はまだ若く、ファッションもとんがってい…

数年前、山の師匠と富良野の沢を登った時の事。 その時の師匠はルートとかあんまり気にしない人で、もちろん自分も「沢に沿って登ればいいんでしょ？」ぐらいの軽い素人で、映画だったら冒頭15分で遭難死するようなポンコツクライマーでした。案の定よくわか…

去年の今頃、ライダーハウスを巡る旅をしていた。毎日、電話でアポを取り、できる限りライダーハウスをやっている人に会いに行った。 人と会い、話すことによって何かが変わっていった。世界が広くなったと言えるし、純粋さを失ったともいえる。大人になった…

3連休の3日目は何をしていたかというと、裁判傍聴に行きました。3月の晴天、素晴らしく気持ちのよろしい日でありました。 そこではわいせつな事件などがとり裁かれておりました。若い男性が、性に狂ってやらかしてしまったのであります。 「それを一方的に男…

夜勤明けで札幌に遊びに来ていた。ホテルは2000円と格安で快適。時間もたっぷりあって、もう1泊するか迷う。まあ、やるべきことがあれば連泊しよう。とりあえず、裁判所へ。 快晴であたたかな陽光のなか、すすきのを横切り、狸小路をあるく。とても気分がい…

3月10日夜勤だった。その日はなるべく体力を温存する。なるべく体を休め、できるだけ寝る。2時間ほど寝ることが出来た。17時から仕事。終わるのは7時。仕事は楽しく平和な日だった。夜におびえることは少なくなった。もう夜勤も4回目だからだ。眠いのは当然…

白金温泉から十勝岳望岳台に向かって登ってみた。 スノーシューを購入してやっと3回目。 やっとスノーシューらしい遊び方が分かった気がした日だった。 夜勤だった 夜勤だった。ついでに残業をして10時まではたらく。それから家に帰り17時まで寝る。起きたら…

かれこれ15年つきあっている彼女と入籍してきた。 一応記念日だ。覚えやすい日がいいということで、最初は2.11を予定していたのだけれど、休日希望を出すのを忘れてながれてしまった。次に覚えやすい日ということになり、2.22をその日とした。 お互いの親と…

休みだった。でも体が重い。背中は張り続けており、深く呼吸をすると痛む。こりゃ整形外科にいくべきか？いやいや、整体にまず行くべきだろう。温泉にいけばいいんじゃないか？休みの日、自分の体をいたわるのに忙しい。 でも、まずは裁判所に行こう。 なん…

「怒ったことってあるんですか？」 と聞かれた。しばらく考えた。無い。理由は ・怒る度胸が無い ・自信が無い の2つ。ライダーハウスでやらかした人を出禁にする時は怒っていたが、あれは他人の為に怒ったフリをしただけ。頭がカッとなって起こることは無い…

美しき花は、儚く散ってこそあれ 桜の花の例えを持ち出すことも無く、死と美は密接に結びついている。介護施設ではたらいていると、それこそ人間の散り際を沢山目にすることになる。この前も、あるお年寄りが亡くなった。仮に名前をHさんにしよう。Hさんは転…

最近のスマホカメラはすごい。だけどどんなスマホでもいいというわけではなく、それなりにスペックをにらめっこする必要がある。それをumidigi A５で知った。やすくていいスマホなんだけど、カメラ機能は必要最低限って感じだった。深度センサーが無く、フォ…

スナドラ６６２（それほどではない）！6000ミリアンペア！（でかい）4眼カメラ！（これがほしかった）価格は18000円以下！（やっす） 4G回線ということで、今のうちに売りきっちゃえ！ということなのかしらん？とにかく安い。今住んでいる所まで5Gがやってく…

裁判傍聴に行く。だが、あまり収穫はなかった。 裁判傍聴に行くのは1年以上続いた案件があるからだ。この仕事があるからライターだと名乗れるのだと思う。裁判傍聴による収穫がないとなると、ついには終了となってしまうだろう。 いや、終了でも別に構わない…

介護は極めれば高収入になれる職種だという。それは夜専というスタイルなのだ。 夜専とは 夜勤専門の略で、夜勤だけをやる人のこと。このサイトでその存在を知った。うちの施設にはいないからだ。 kaigo.ten-navi.com へー、介護にも派遣ってあるのね。この…

休みだった。 やるべきことを考える。 １物干し棒の制作 ２車の名義変更書類を貰いに行く ３利用者さんへの誕生日プレゼントの購入 とりあえず休日のルーティン、裁判所に電話。昼から談合があるっていうからそれに合わせて動こう。と、そこに兄から写真が送…

介護業界は人手不足だという。そりゃ42歳のおっさんを採用してくれるんだからわかってた。 「正解のない世界にようこそ」と言ってくれた人がいた。今半年働いてその意味がよくわかる。 人間相手の仕事なので正解がないのだ。ただ、方向性だけがある。マニュ…