モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

2020-10-01から1ヶ月間の記事一覧

母の年金が惜しくて死亡届を出さなかった男

休日だった。ゴミ捨てとかをしながら裁判所に電話する。「死体遺棄、公務執行妨害」ということ。これは!と思い裁判所に行ってきた。 ひょっとして年金欲しくて親の死体を隠しているってやつじゃないのか?と直感したのだ。介護の仕事を始めてから、いつか傍…

夫の命を助けるために荒波に船を出してもらえる漁師を探したら1人だけで条件は抱かせることだった

島に住んでいる夫婦の夫が重病にかかり、本土の病院に連れて行かなければ今夜にも死んでしまう。そこで妻は船を渡してもらう漁師を探すがあいにくの大時化でだれも船を出したがらない。そんな中、1人だけ出してもいいと言ってくれる漁師が現れた。知り合いで…

踏みつけられた過去の上に立っている

いま働いている職場ではしっかりとした教育プログラムがあって、4日間の新人研修を受けている。そこでは過去の介護業界の状態とかを教えてくれるカリキュラムもあった。「そりゃ施設に放り込むとか言われるよなあ」というような状態だったのだ。入居者に対し…

その心配はきっと死ぬまで続くだろう

郵便局でメンタルを病みかけていたころ、母親が暴走し始めていた。といってもただの心配だったのだが、仕事を辞める末っ子のことが心配で心配で心配なのだった。 心配される側としてはとても心配だった。母の心配はきっと母の心を削っている。俺が出来る親孝…

裁判所に行ったりした秋の休日の終わり

連休2日目、予定はない。冬に備えて家の隙間をふさぐ作業をやる。 9時になったので裁判所に電話した。予定を聞いて、どれを傍聴するか考える。まあいいや、全部いったれと思ったら昨日も一緒に遊んだ山の師匠も時間が合ったので一緒に行く。それまでごみを捨…

電車居酒屋の掃除を終えてから美瑛川にカヤックに行ってきた日

10年前にライダーハウスを借りた時 「これも使っていいぞ」 と言われたのが敷地内にある電車でした。大家さんが持ってきて、飲食店として改造してありました。居酒屋開業のノウハウがちょっとだけあったので、運よく居酒屋付きライダーハウスとしてスタート…

原罪と現在

おぴっぴー!!祝!令和セ〇クス元年!ってことでこんばんは!ネズコのコスプレからはみ出る生足にこそキメツの真骨頂があると信じてやまない野良犬おじさんです!あああ!脳内からあふれ出る深紅のセクシー!生まれ変わるなら深キョンの体脂肪になりたい!…

年を取ると活発でなくなるというウソ

前回までのあらすじ。 新型アクメマシーンの開発に余念がない11月の午後。博士は新しいアイデアの到来を感じていた。11坪の庭にある楓の樹木が最後の葉を落とす時、それは雷光のごとく博士の脳髄を貫いた。「・・・そうか!」と博士は立ち上がり、ドスケベマ…

お芸術がやりてくて

自分がADHDかもしれない、いや、きっとADHDだ、と認識設定してから体が楽になった。だって俺はADHDなんだ、いろいろ気が利かなかったり、仕事が出来なかったり、ミスするのはこの特性の影響なんだ。そう考える。やっかいなおっさんになった。 仕事では自由勝…

冬に怯えてる

元ヒステリックブルーのギタリストが性的な暴行をしちゃったあたりに「なぜ」って感じちゃう。冬が近い。しとしと降る雨に体を冷やされながらバイクに乗って通勤していた。ああ、10月なんだ。準備はできている。バイクのスパイクタイヤは購入したし、ストー…

ねこカフェにいやされた

おちんちん体操はっじまっるよー!とゆかいな皆のアイドルたかしさん(42)の号令によって悪魔の契約ははじまった。右手にはナタ、左手にはバイブレーションという祭りのレギュレーションはかたくなに守られていて、村長から支給された片栗粉を幻覚剤と100…

生きるとは何か

おしっこの海からこんにちは!あなたの妄想代理人こと釈由美子のチチ袋です!あざまっす!あざまっす!とこわい先輩からもらったライブのチケット。付き合ったばかりの彼女といったらそこは寒い内輪ネタと謎リズムのドラム、照れ笑いのボーカル、キャー!か…

シシャモナイ沢から楓沢

シシャモナイ沢から楓沢に降りるルートを歩いてきた。 支笏湖のあたりは登ったことがないのでうれしかった。誘っていただいてありがとうございます。 4時ごろ美瑛を出て、8時ごろスタート。 コケ、平地を自由にながれる沢、噴火口、回廊、すべてよかった。 …

休日になると疲れている

心が仕事に喰われているな。と、感じた。休日だった。予定ではライター仕事をバッチリやって、それからライダーハウスの残留物を片付けて、旭川に行くついでに買い物をして温泉に入るつもりだった。絶対にやらなければならないのは買い物で、これは仕事上や…

シャブのソムリエと椎名誠EVENAを読んだ

椎名誠の「EVENA」を読んだ。力の抜けたエッセイを書く人というイメージがあったが、武装島田倉庫というフィクションがとても良かったから、これも読んでみた。ややSFなハードボイルドである。エベナという向精神薬のようなものをガリガリ食べながら、男たち…

芦別岳本谷ユーフレ川沢登りで心が震える

「あ、1日の休みはココだから」とoさんが言った。返事はYesしかない。ココがどこを指すかなんて関係ないのだ。高須クリニックぐらいYes。それが克也じゃなくても、ココ、が芦別岳という北海道の山奥に突き立っている名峰の沢を指していたとしても。 芦別岳は…