モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

2020-01-01から1年間の記事一覧

夫の命を助けるために荒波に船を出してもらえる漁師を探したら1人だけで条件は抱かせることだった

島に住んでいる夫婦の夫が重病にかかり、本土の病院に連れて行かなければ今夜にも死んでしまう。そこで妻は船を渡してもらう漁師を探すがあいにくの大時化でだれも船を出したがらない。そんな中、1人だけ出してもいいと言ってくれる漁師が現れた。知り合いで…

踏みつけられた過去の上に立っている

いま働いている職場ではしっかりとした教育プログラムがあって、4日間の新人研修を受けている。そこでは過去の介護業界の状態とかを教えてくれるカリキュラムもあった。「そりゃ施設に放り込むとか言われるよなあ」というような状態だったのだ。入居者に対し…

その心配はきっと死ぬまで続くだろう

郵便局でメンタルを病みかけていたころ、母親が暴走し始めていた。といってもただの心配だったのだが、仕事を辞める末っ子のことが心配で心配で心配なのだった。 心配される側としてはとても心配だった。母の心配はきっと母の心を削っている。俺が出来る親孝…

裁判所に行ったりした秋の休日の終わり

連休2日目、予定はない。冬に備えて家の隙間をふさぐ作業をやる。 9時になったので裁判所に電話した。予定を聞いて、どれを傍聴するか考える。まあいいや、全部いったれと思ったら昨日も一緒に遊んだ山の師匠も時間が合ったので一緒に行く。それまでごみを捨…

電車居酒屋の掃除を終えてから美瑛川にカヤックに行ってきた日

10年前にライダーハウスを借りた時 「これも使っていいぞ」 と言われたのが敷地内にある電車でした。大家さんが持ってきて、飲食店として改造してありました。居酒屋開業のノウハウがちょっとだけあったので、運よく居酒屋付きライダーハウスとしてスタート…

原罪と現在

おぴっぴー!!祝!令和セ〇クス元年!ってことでこんばんは!ネズコのコスプレからはみ出る生足にこそキメツの真骨頂があると信じてやまない野良犬おじさんです!あああ!脳内からあふれ出る深紅のセクシー!生まれ変わるなら深キョンの体脂肪になりたい!…

年を取ると活発でなくなるというウソ

前回までのあらすじ。 新型アクメマシーンの開発に余念がない11月の午後。博士は新しいアイデアの到来を感じていた。11坪の庭にある楓の樹木が最後の葉を落とす時、それは雷光のごとく博士の脳髄を貫いた。「・・・そうか!」と博士は立ち上がり、ドスケベマ…

お芸術がやりてくて

自分がADHDかもしれない、いや、きっとADHDだ、と認識設定してから体が楽になった。だって俺はADHDなんだ、いろいろ気が利かなかったり、仕事が出来なかったり、ミスするのはこの特性の影響なんだ。そう考える。やっかいなおっさんになった。 仕事では自由勝…

冬に怯えてる

元ヒステリックブルーのギタリストが性的な暴行をしちゃったあたりに「なぜ」って感じちゃう。冬が近い。しとしと降る雨に体を冷やされながらバイクに乗って通勤していた。ああ、10月なんだ。準備はできている。バイクのスパイクタイヤは購入したし、ストー…

ねこカフェにいやされた

おちんちん体操はっじまっるよー!とゆかいな皆のアイドルたかしさん(42)の号令によって悪魔の契約ははじまった。右手にはナタ、左手にはバイブレーションという祭りのレギュレーションはかたくなに守られていて、村長から支給された片栗粉を幻覚剤と100…

生きるとは何か

おしっこの海からこんにちは!あなたの妄想代理人こと釈由美子のチチ袋です!あざまっす!あざまっす!とこわい先輩からもらったライブのチケット。付き合ったばかりの彼女といったらそこは寒い内輪ネタと謎リズムのドラム、照れ笑いのボーカル、キャー!か…

シシャモナイ沢から楓沢

シシャモナイ沢から楓沢に降りるルートを歩いてきた。 支笏湖のあたりは登ったことがないのでうれしかった。誘っていただいてありがとうございます。 4時ごろ美瑛を出て、8時ごろスタート。 コケ、平地を自由にながれる沢、噴火口、回廊、すべてよかった。 …

休日になると疲れている

心が仕事に喰われているな。と、感じた。休日だった。予定ではライター仕事をバッチリやって、それからライダーハウスの残留物を片付けて、旭川に行くついでに買い物をして温泉に入るつもりだった。絶対にやらなければならないのは買い物で、これは仕事上や…

シャブのソムリエと椎名誠EVENAを読んだ

椎名誠の「EVENA」を読んだ。力の抜けたエッセイを書く人というイメージがあったが、武装島田倉庫というフィクションがとても良かったから、これも読んでみた。ややSFなハードボイルドである。エベナという向精神薬のようなものをガリガリ食べながら、男たち…

芦別岳本谷ユーフレ川沢登りで心が震える

「あ、1日の休みはココだから」とoさんが言った。返事はYesしかない。ココがどこを指すかなんて関係ないのだ。高須クリニックぐらいYes。それが克也じゃなくても、ココ、が芦別岳という北海道の山奥に突き立っている名峰の沢を指していたとしても。 芦別岳は…

オリンパスTG-6を購入した

沢登りやカヤック、自分の趣味を記録するアイテムがほしい。そう思ってアマゾンで7000円ぐらいの防水コンデジを購入した。使用2回目で防水部分が壊れる。 そこで我慢して先送りしていたオリンパスのtg-6を購入することにした。給与がほんのちょっと上がった…

北海道グルメ会からは逃げられない

約20年前。ぷりっとしていた俺は郵便配達に情熱を注いでいて、その98%はから回っていた。ローギアで高速を走るかのように、まったく見ていられない若者だったと思う。そんな仕事のなかで、一番いやな季節が8月だった。バイクに乗れる仕事なのに、8月がイ…

トレーニング滝

華原朋美と高島ちさ子の確執を例に出すまでもなく、私たちはプロレスを愛している。そこに理由は無いだろう。なぜなら、プロレスとは神羅万象、そこらにいる摂理だからだ。例えば「私は酸素が大好き!」という人は少ない。「水、めっちゃヤベえっす、マジハ…

祭は突風

5連勤が終わった。 山口のたっちゃんがハーレーでオカマを掘ってしまい、そのとき酒気が検出されたというホッコリニュースに列島が草なぎのツヨシを思い出していた。あの時叫んだ「シンゴー」という声を僕たちは忘れない。たっちゃんだったら「リーダー!」とか…

イライラしてしまったと告白したら「安心しました」と言われたよ

山下澄人の「しんせかい」を読んだ。富良野塾の二期として富良野にやってきて1年の生活を書いた私小説なのだけれど、それがとてもよかった。言葉はとても少ないのだけれど、その裏側にある何かを読者に感じさせる小説だった。芥川賞、当たり前か。 とても印…

きっといるよ!クソな隣人

あじゃーっす!ゆうちょ銀行のキャッシュレスサービス連携がガバって謝罪。その時「私たちは汗をかいてきたつもりだが」という総裁のワードがちょっとオイニー。かいてきたんだろうな、担当者たち。その超勤の汗の染みだしたところが菌の温床となってドコモ…

俺のラーメン道の終着点が寿司屋だったって話

今日は休日出勤の日。会議があるのだ。たった1時間だけども、おっさん新人介護職にとって貴重な勉強の時間。ちなみに給料も発生するから何も問題はないのである。 いろいろ勉強になった。終了後の雑談タイムで「さみしさ」について話す。「あの人は、きっと…

タンジェント高木の私らしさとかいうヤベーやつ

「キミには才能がある、自分らしさを大切にもっと前面に出して」というk-popのビンワンプロデューサーに言われて女の子が才能を開花させるっていうストーリーのバラエティを見てしまった。「それまでずっと自信がなくて・・・でも、プロデューサーのあの言葉…

タンジェント高木の観測者の世界とこちら側へようこそ

相対性理論が証明しているようにこの世界は観測者によって変わる。それはタイムトラベルが不可能であることを証明しているのだけれども、重要なのはそこじゃない。いま俺が感じているのはこの現実をどうやって切り抜けるか?ということだけだ。俺の目の前に…

太田山神社と雷電の沢に行ってきた

美瑛町から350㎞、道南の瀬棚にある太田山神社に行ってきた。 心配なのは天気で、台風がどどんと九州を通過しているのであった。その影響か北海道でも雨が降っていて、今金町あたりまで雨がふり「こりゃ、ちょっと無理かなあ」と思っていた。 が、日本海にで…

タンジェント高木の沢ぐるい

しぇしぇーい!真夜中の臨時交差点こと美瑛町からおんにいは!貴方の左後方にいつもいるよ!タンジェント高木です。心臓と鎖骨のボイスパーカッションを奏でるあなたに私からのサプライズ!狂った親戚のおばさんには絶縁状を叩きつけると吉!12位はごめん…

電気の沢からニセイカウシュッペの沢

沢登りの師匠Oさんからお誘いがあった。 こちらの休日を伝えているのは、こんなお誘いを頂くため。 ほんとうにありがたい、今回のターゲットは電気の沢ということだ。 数年前から「行ってみたいよね」と話していたところで、今回ついに行けるのだ。 電気の沢…

40代未経験で介護の仕事に就いて3か月が経過した

自営業が破綻して、ハロワに飛び込んで、すぐ就職が決まった。介護はまったくの未経験だった。毎日が知らない事ばかりだったが、3か月経過するとそれなりに見えてくる。 生活の面倒をみる仕事 朝起きて歯を磨いてご飯を食べる。当たり前の生活をサポートする…

タンジェント高木のこんにちはWimax2

へっ、ドブに汚れちまったおいらの両手、あんたなら癒してくれるのかい?(季節の挨拶)という訳でこんにちは!美瑛町では毎年恒例のトマトの時期がやってきていて、街を歩くトマトマンに落とし穴を仕掛けたり、カニばさみで転ばせたりすることで抑圧された…

タンジェント高木のサヨナラどんなときもwifi

「行動セヨ!行動セヨ!」と私にしか見えない九官鳥が叫んでいる。渋皮で染め上げたTシャツを着て、赤い月の夜に外に出た。33mbpsの周波数電波が左からやってきたのでよけたら、正面からトラックが突っ込んでくる。「ちっ」と笑いながらこの世を去った。 あ…