モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

年賀状の変化と年末スタイルの転換(タイトルが思いつかないからAIにつけてもらってます)

年末と言えば郵便局の壁を覆い隠す年賀状のカタマリ。メートル単位でやってくる白いアレ。大晦日のギリギリまで仕分け続け「あとは配るだけだー!」という解放感。それがmy年末スタイルだった。だが、時代は変わり、毎年6%というかつての金利のような低減っぷりに年末は変わった。白い壁は徐々に隙間だらけになり、アルバイトも必要なくなり、ついには俺も必要なくなった。それから幾年が過ぎ、今年、お正月にやってきた年賀状は夫婦で1枚。うん、これでいい。なんてったって俺は介護職、大みそかはやっぱり仕事で、夜勤ではなかったもののハイテンションで動き続けた。すべての介護職に乾杯。年末だから病院なんてやってないし、行きたくない。生と死の漸近線を歩き続けるお年寄りに「なんとか年末年始を健康で過ごしてください」と俺は祈る。そして無事年を越して、正月は夜勤だった。

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良く晴れた正月だった。神社にお参りに行き「俺のことは自分で何とかするので、周りの人を幸せにしたってください」とお願いした。500円玉がやけに重かった。小吉。

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夜勤に出勤。するとニュース。石川県の能登半島あたりで地震。「逃げろ!」と叫ぶキャスター。こんなのお年寄りに聞かせたら不穏になっちゃうよ、って録画した歌番組にチェンジする。そうそう、これでいい。知らなければ存在しない。原発の冷却水プールから水漏れのニュース。へぇ。なんと!あの地方には原発が6基も稼働してるんです!だからなんだってんだ。化石燃料がそんなにエライのか。と思う。正しい知識も情報も、興味を抱かせることすらさせないくせに、恐怖を煽るのだけは本当に熱心だな。と、ネットを見る。xはもうダメだ。2ch以下のゴミ。俺は悲しくなる。こんな時に、他人と自分を隔てる壁が俺にはない。スーパー共感人間。逆サイコパス。「老人介護施設で入所者が怪我」のニュース。胸がグっと苦しくなる。そろそろやめろ。体を動かせ。幸いにして、仕事はある。