モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

りりちゃんと罠

仕事でなかなかにキツイ出来事があって、その仕事明けに釣りの約束をしていた。仕事は仕事、遊びは遊び。と割り切れればいいのだが、意識の連続性こそ人生であり生きている証拠だ。頂き女子としての活動と割り切っていたとしても、りりちゃんだっておじのことを愛していたはず。そう、ある意味では。そこら辺の不完全性が俺たち人間の最後のアイデンティティだ。ってことでなんとかOさんの家まで行き、爆風で荒れている海にボートなんて出せるはずもなく。俺たちはおとなしく防波堤で釣りをしていた。

全く釣れないし、やる気も出ない。

ただぼーっと始めてきた海と山をながめて寝ていた。一緒に来たYくんはさっさとイワシの仕掛けに変更していた。ホッケつりのひとがバケツ一杯につっていた。いいんだ。俺たちは魚が欲しいわけじゃない。ボートに乗りたいんだ。

夕方になって風が収まり、なんとかゴムボートに乗れそうな感じになってきた。移動。訓練された兵士のように効率的にゴムボートを膨らまし、今回の目玉である電動モーターを取り付ける。マウントが合わなくて、なんとかするのに時間がかかったが、とにかく船外機は取り付けることができた。テンション上がる。さあ!出航だ!!

 

・・・・・え?動いてる?

 

所詮よわよわモーターのパワーだった。それにスピードなんてまったく考慮してないゴムボートなので、スピードは赤子のハイハイぐらい。こりゃちょっと風が吹いたら戻れないし、抵抗できない。

・・

・・・・あ

あははははははは!!!!!!

やっぱし!!!!

なんかそんな気がしてたんだよねーーーー!!!!

あはははははは!!!!!

おっせー!!!!!!

あ!もうバッテリー切れた!!!

あははははははは!!!!

ゴミ!!!!!

 

ってことで、3万ぐらいかけた船外機は無事お蔵になったのでした。

魚はYくんが釣った。よいカジカ。

そして、ホッケのちゃんちゃん焼き用に買ったみそでカジカ汁。うまかった。

笑うことで何かが切れた。テントに潜り込んで終了。

夜は風が強く、吹き飛ばされないか心配だった。

次の日は何もする気が起きず、家に帰る。夜に嫁と居酒屋に行く。ちょうど職場の人がいたのでちょっと話すと、いろいろこみ上げるものがあった。

次の日も休み。母の日のプレゼントもって嫁実家と実家を回る。エスコンのツアーの話をする。話のタネになるだけでも行った価値があるってもんだ。

んで、今週もたんたんと働く。働くことでメンタルは徐々に回復していく。天気もいい。夜勤前に畑仕事をする。とても面白い。太陽にジリジリと焼かれるのはメンタルによいものだ。

夜勤明け。特に何もなく平和に終わった夜に感謝して、家で寝る。考えてみれば、夜勤明けになにもしないのは久しぶり。昼まで寝て、起きて、ネトフリ。「ザ・キラー」という映画を見る。「人間を陥れるのは簡単だ」というセリフがいい。罠について考える。罠。この世の罠。人間の行動を先読みし、罠を仕掛ける人。罠。巨大な罠。それはまるで建築だ。エスコンフィールドのような罠。そこにやってくるエモノ。りりちゃんとおじ。魚と俺たち。俺たちと魚。

さて、来週はなにしよう?ぽっかりとある3連休。・・・海に行きたいな。釣りするとかしないとかじゃなく、潮騒を聞きながら寝たい。嫁と休みが被るので「キャンプをしよう」と誘った。OKとのこと。じゃ、テントを買おう。すぐに建てれるでっかいやつ。

これを買った。投げるとぼよよんと膨らんでテントになるとのことだ。

次の日。つまりは今日。天気が良いので庭の草むしり・・・をしていると。

ア!アミガサダケ!!

俺でもわかる食べられるキノコ!

ついに発見!美しー!ガウディかよ!!ってか家で生えてるんかい!!

バター焼きがうまいらしいので、取っておく。

昼はちょっと職場に行ってから、庭でBBQをした。

来週のキャンプ用に、使わないかもしれないけど折り畳みBBQコンロも買った。

楽しい予定を可能な限り組んでいく。

それが罠だとしてもかまわない。

かまわないんだ。