モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

旅館と祭りと温泉の日

連休だった。嫁と留萌に行くことに。なんとなく「海沿いでキャンプしたい」という気持ちがあった。しかし、天気が悪くなりキャンプはキツイ状態となる。

・・・

じゃあ、やめてしまおうか?と思った。が、せっかくの休日だし、増毛では祭りもやってるし、ホテルでもとって行ってしまおうと結論が出た。

イベント前日のホテルである。そりゃ空室はない。旅館に電話をしていくが、やはり「ない」といわれる。あきらめかけていたら、たった1つだけ「どーぞ」と開いていた。仕事終わりの嫁をのっけて2時間ほどで留萌までいく。

旅館は古いけど、とても清潔に維持されていて、管理されているおばさんもとても気持ちの良い対応をしていただいた。ありがたい。そして、部屋に荷物を投げ込んだら留萌の街にくりだす。

個室の居酒屋。とてもおいしくて最高だった。

日本酒「理八」とイカの沖漬けが芸術的なマッチングだった。

満足。

そして酔った勢いで2件目。

欧風pubというので入ってみたら、演歌のカラオケが流れていた。「あ、ここスナックだ・」と気づいたが、まあ、べつにいいや。カウンターに座る。ほかにきゃくはいない。老夫婦と話す。昔の留萌のこととか、米兵が海に飛び込む姿がかっこよかったとか、留萌にあったライダーハウスのこととかを、ギネス1杯をちびちび飲みながら話した。とても良い時間だった。会計2人で2300円。なんだか申し訳ない。

 

留萌の街は昔はもっと活気があったと2人はおっしゃってた。

旅行者的にはいい感じでさびれつつも、新しくておいしい店もあってとても良いです。

 

いい感じの看板。こんな感じのスナックがたくさんあって、中から爆音の浪漫飛行が聞こえてきたりして「これはフェスでは!?」と錯覚する。

なんかはるか昔に限界を超えてしまっているようなトンネル。

の、途中にあった看板。

昔の留萌に思いをはせながら旅館に帰る。

次の日。ご機嫌な朝食。

9時までまったりして、増毛に向かう。

祭りは相変わらずの盛況だった。だが、ほとんど食わずに通り過ぎた。雰囲気だけ味わえればよいのだ。

それにさっさと移動しないと渋滞がえぐいことになっている。山道で妹背牛まで戻り、温泉にはいる。温泉施設の食堂で飯。天ざるそばをオーダーすると、エビ天が5本も入っていて大満足だった。ぷりぷりでとてもおいしい。うん、別に祭りじゃなくてもいいのだ。いいものはいつだって良い。