せっかくのGWだしってことで札幌旅行してきた。
ちなみに夜勤明け、休みという2日間です。
それ以外の日は仕事。まあいい。ちょっと寝て、嫁にハンドルを任せて、札幌へ。
ホテルにチェックインして、そこからタクシーアプリでタクシーを呼び、今日の目的地へ行く。
サッポロビール博物館&ビール園。
工場見学ツアーに参加する。1人1000円でビール2杯飲めるというぶっこわれ価格。
おもしろかった。なんで、サッポロなんだろう?って疑問から、日本人初のビール醸造家の旅人感といい、解体されちゃった幻の巨大ビール会社「ニッポンビール」の話まで。大満足で、次。
ああ!うまい!GW終了!!
ジンギスカンはもちろんうまいのだけれど、好きなだけ食べられる「アイスヴァイン」がホロホロのお肉様で超おいしい!こんなうまい料理があったなんてさすがドイツ!
ちなみにこのホールだけで1000席ぐらいあって、もちろん満席なんだけど、それだけの人間の胃袋を満たしまくっているサッポロビール園の懐の深さにも感銘を受けたのだった。いや・・たいへんだよ・・・大学生のころ、ビール園でバイトしたことあるけど、ジン皿を回収するだけでも一苦労だったよ・・
さて、食べ飲み放題5000円の元はとったか知らんが、満腹、満足。再びタクシーでホテルに戻り、速攻で寝た。夜勤明けだからね。しかたないね。
次の日。だらだらと起きる。
雨が降ってる。
車に乗り、北広島方面へ。
途中のびっくりドンキーで時間をつぶす。
追加のコーヒーが昨日の酒を流してくれたころ、ふたたび北広島方面に移動する。
札幌ドームのある清田区を抜けて、北広島へ。
結構遠いな。
エスコンフィールド。
試合はやってない。
駐車場は1000円とられた。
人いっぱいいたしね、仕方ない、もはや観光地だな。
さらに4500円払ってプレミアムバックヤードツアーとやらに参加する。
ファイターズガールの後についていく。
1軍の扉。
この中から基本的に撮影禁止。
なんか想像するスポーツ選手の空間ってもっと汗臭くて、機能重視ってイメージだったのだが、全然違った。なんかオサレ。まず、ミーティングルームで映像を見る。普段は対戦相手のピッチャー分析とかをする場所らしい。それがもうミニシアターなのだ。
そして驚いたのが次。監督室。これが社長室のような重厚なオーラがあって、こんなとこに呼び出されるのは緊張するよなあ・・と思った。うん、いいものを見た。
次驚いたのがロッカールーム。円形になっている。とんでもなくオシャレ。
そしてフィールドへ。
ああ!めっちゃよく見る新庄シートじゃん!
もちろん記念撮影。
それから外野をぐるっと回る。
芝には入れないけど、中継でよく見る看板の前を歩けてうれしい。
いやー高いけど、価値のあるツアーだった。
エスコンの良さがわかったよ。
「野球やってるところも見てみたいね」
と野球にまったく興味のない嫁が言ってたぐらい、よい球場だったな。
このでかい屋根が動くのも見てみたい。
それには、まあ、やっぱり働いて会社から金をもらうのが一番手っ取り早いなあとおもった休日でした。
***
帰り道
スポティファイのハードボイルドグルメリポートの「革命家メシ」を聞く。
日本の極左である。そのアジトに訪問していろいろ話をするって番組だ。
彼らが理想とする社会。共産主義社会について、俺は思っていることを嫁と話した。
ちょうど「プロジェクト・ヘイルメアリー」を読み終えたところだったので、それに係わる感じで話した。
ヘイルメアリーでは、科学者が役に立つ生物を培養して、ストレスを与えて、特定の方向に進化させるシーンがある。
これは神と人間の関係になぞらえていると思うのだ。
神も、人間に何かしてほしくてストレスを与えているんじゃないかと思う。
ストレスに対応して、生物は進化する。
進化しない株は廃棄される。
次の世代に進めるのは、進化した株だけだ。
ではこれを人間に置き換えてみる。もし、働かなくても、ご飯と食べることができて、好きなことを何でもできる社会が実現できたらどうなんだろう?
人類はなにをするのだろう?
「ダメになってしまうと思う」
と嫁は言った。
俺は、一部の天才が宇宙の真理に到達するんじゃないか?って最初思ったが、しばらく考えて「俺もそう思う」と答えた。
究極の理想社会ではストレスがなくなり、人間はだめになる。
あなたはどう思うだろうか?