夜勤明け、それもかなり厳しい夜勤明けで、心身ともにぼろぼろの状態からスタートした。GWを満喫してやがる嫁にハンドルを任せて、車の後部座席でドッカンと眠りに落ちた。起きたらウポポイ・・というわけではなく、高速に乗って、ハンドルを交代しつつ、苫小牧についた。「お昼はマルトマあたりで海鮮でしょ!」と漁港脇の施設にin・・・しようと思ったら満車。しかたなく「はま」で寿司。まったく並んでおらず、スムーズで、かつ最高にうまかった。さすが「はま」だ。愛してるよ「はま」。
で、やっと到着。
すんげー建物。圧倒される。中身もオサレの極致よ。
この施設に流れる政治的、経済的な力学を考えながら、職員が演奏するムックリを聞いていると、ウツラウツラ・・・眠りがやってきた。夜勤明けなのだ。
巨大アイヌ施設を後にして、モンエナ決めながら高速で札幌に行く。
札幌着、すすきのへ。予約していたグランド居酒屋富士にいく。お腹いっぱいになってしまい、シメのらーめんが入らない。カラオケにいってみたが、それでも無理。おとなしくホテルに戻って寝た。
次の日の昼に三笠のだるま屋のどろラーメンを食い、たっぷりと塩分を吸収した。そして午後1時からの赤平炭鉱遺跡ツアーに向かう。
ここがすごかった。やはりすごかった。
立坑にぎりぎりまで近づける。立坑とは500mまで掘られた地下へのエレベーターなのである。
500m(本気でやれば1000mまでいけた)の穴。石炭も人間もこの穴を使って地下世界へ向かうのだ。
人間用の乗り物。ぎゅうぎゅうに詰め込んだ4段の鉄の箱。壁はない。これが秒速12mで地下500mまで落ちていく。すごい。
立坑コントロール部分。これが上部のリールとワイヤーでつながって、エレベーターをあげたり下げたりする。
ツアーはそのあと採掘に使われたマシンなどを展示する場所へ。
たまらんよね。じつにたまらん。
いちばんたまらんのは、ツアーガイドの三上さんがリアル炭鉱マンだったひとで、話が面白い面白いってことだ。
つまりは三上さんの喉の調子が悪かったりしたら、このたまらん感じは出ないので、今回実によかったなあと思うのであった。