モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

旭岳トレーニング登山

休みだった。

前回、十勝岳にちょろっと上った時、筋肉痛が結構あっておどろいた。ああ、やっぱり落ちてるんだね。そりゃ年齢もあるしね。しゃあない。

と納得していたが、アンチエイジングは生き物の本能なのかもしれない。衰えていく体力にキアイをいれたくて今日も登山してきた。目的地は、近くのカミホロカメトック。朝6時に起きて、車に荷物を積み込んで出発。で、20分ほど走って気がついた。

・・・登山靴忘れた・・・

なんてこったい。忘れた事実もあれだけど、登山に登山靴を忘れてしまうポンコツっぷりにおどろいた。今日はやめてしまおうかとおもったが、ぜったいに不貞腐れた休日になってしまうのは確実。だから一度戻って、そのまま旭岳に向かった。

旭岳もそんなに遠くない。到着してすぐに登り始める。7時か8時だとおもう。それから30分ぐらい登って気がついた。

・・・車にスマホ忘れた・・・

あははは!!!笑うしかないね!!いろいろ問題はあるかもしれないがゆるしてくれ!なんてったって旭岳だし!スマホ持ってる人なんてごろごろそこらへん歩いてるでしょ!(登山にスマホは必需品です、遭難した時の連絡手段など生死を分ける重要アイテムです)

 

ハートのテントウムシ

 

 

 

 

 

 

 

苔すき

 

 

 

 

 

 

 

 

頂上近く、かっこいい他人の背中

十勝岳方面はまだ雪

大雪山系おかま方面もくっきり

下山方面もきれいなしま模様

 

 

 

TG-6の顕微鏡モードで撮ると、後ろがすごくぼけてくれるので面白い。大きな山で、ちいさい世界を探して切り取る遊びをする。

登山自体は目新しいこともなく、たんたんと登った。5合目からロープウェイコースと合流し、樹木はなくなり、風のつよい稜線を歩く。山頂はきっと昼ぐらい。そこで大休止をして、さっさと下った。

さすが北海道最高峰だけあり、平日でも人はたくさんかつ、さまざまな人がいる。それ、街をあるく服でしょ?と心配になる人もいれば、1週間ぐらい縦走するの?ってぐらいの荷物を背負った外国人もいる。そんななかで驚いたのは4合目をすこし下ったぐらいのところで出会った若い男の人で「ちわー、山頂ってまだあります?」と聞かれた。「まだ4合目ぐらいだよ」というと「まじっすかー」とさらさらヘアをかきあげた。だぼだぼのコットン生地の服と普通のリュックだった。「まあ、がんばってー」と別れたが、あそこから登っても3時間はかかるし、結構ヤバない?いま昼過ぎだよなあ・・・でも、ま、いいか、ここは旭岳なのだ。助けてくれる人がいっぱいいるし、ロープウェイもある。死にはせんだろう。ってかあぶねー、あと少しで山をなめるなおじさんになるとこだった、ナメおじだよ、ナメおじ。ペロペロ。

下山すると14時過ぎだった。7時間ぐらいの行動時間だった。ビジターセンターに初訪問する。スゲーキレイ!スタッフが英語でお客さん対応している。さすが東川、さすが旭岳。

家に帰り、風呂に入って、BBQをセットする。こんな時間の余裕があるのも近所の山ならでは。足の筋肉痛の予感にフフフとほくそえんだ。今日もアンチエイジングできたぜ、とっくに手遅れなのかもしれないが。