・亡くなった利用者の居室に行ったら頭が痛くなった。イーンという頭痛。「いるなあ」と気付かされる。死とは何だろう。肉体が死んでも、どうやら魂的なものはあるようだ。それを肌で感じる。
・1つトラブルがあって、その時一番近くにいた人が責任をとることになった。「なんで俺が・・・」と悔しそうだった。気持ちはよくわかる。でも、そんなもんなのだ。俺だったらむしろ責任をとりたい。失敗や苦痛は経験値的に美味しいから。
・ちょっとした出来事で利用者が混乱し、1時間以上激高することがあった。どうしてここまで怒り続けられるのか謎だ。噴火のようなエネルギー。年老いた脳の、どこにこんな火山があるのだろう。怒られ続けながら、そんなことを思った。生命とはすごい。生きているとはとんでもないことだ。
・混乱と怒りを浴び続けくたくたに疲れた。だけど働くってのは良い。最近コロナで失業した人のドキュメンタリーを観たりしているので、その価値を感じている。東京に出て、ボーカリストの夢を追い続けている男。失業して生活保護になり、国と社会に対して差別を感じているようだ。ホームレスになり生活保護を受けた53歳の男性は、さみしさからガールズバーに行き無銭飲食をしてしまった。「人は一人では生きられない」と語っていた。ちょーおもしろい。
・夜のランニングを2日ほど控えている。理由は走りすぎて膝が痛くなったことと、路面がそろそろ洒落になららくなってきたこと。体を鍛えるのは、面白く生きるためだ。
・仕事で怒りの感情を浴びているとき。できれば・・と思う。できれば殺してほしい。仕事で死ねたら最高だ。そんな気持ちで働いている。金はそれほど欲しくない。
・死を思う。その境界線は線というより、もっとぼわっとしているのではないだろうか。