モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

棚橋弘至はなぜ新日本プロレスを変えることができたのかを読んだ

休日だった。前日は12時間以上働いていたので体が酒を求めており、かつ握り飯1つしかエネルギーを補給してなかったから飢えていた。利用者のお粥が死ぬほど美味そうだった。だからがぶがぶレモンサワーを飲みつつ、20時だと言うのにチャーハンを炒め、あげく冷凍庫の肉を焼いた、気がする、記憶があまりない。

 

休日の朝は2日酔いから始まって、胃がとても重い。なんとか粥を炊いた。粥、とても美味しい。ご飯を茹でるのではなく、5分がゆにセットして炊飯器で炊くのがいい。その間に歯を磨きながら外に出て彼女の車に乗り込む。バッテリーをあげてしまったのだ。ジャンプコードも救援車もある。ニュートラにいれて車を押した。ラパンはごりごりと何とか動いた。ジャンプコードを繋げ、コルトプラスのエンジンをかける。こんな時のミツビシ車はたまらなくカッコよく見える。

 

彼女を職場に送って、そこからドライブした。ラパンのバッテリーを充電するのだ。ついでに裁判傍聴に行く。強制わいせつで被告人の名前はA。これは身内の犯行だな・・とおもったらやっぱりそうだった。血がつながっていないのが不幸中の幸いだろう。いずれにせよ、あまり傍聴する気は起きなかった。エロは大好きな下劣な人間だけれども、そこに品位が無いとエロは成り立たない。エロ文ライターとして知ったことだった。

 

ラパンは快調に走る。といっても60㎞ほど。2年前に40万でかったこの車は、走行距離の割にエンジンの音が悪い。バイクだったら2次エア吸ってるとか、ピストンリングなどの不調を疑いたくなる。まあ、車だからしゃあない。次の車検がポイントだろう。

 

スーパーで買い物をして、家に帰り電気圧力鍋にグザイをセット。調理しておく間にプールに行ったら今日はあいにくの休日で、図書館に行った。何も借りる気はなく、キノコ図鑑でも眺めていようと思ったら格闘技のイベントブースが作られており、そこでこれを見つけた。

 棚橋が全盛期を迎える間、プロレスからフェイドアウトしていた。生で見たのはきたえーるに全日の試合を見に行き、そこで佐々木健介のタッグパートナーとして出ていた試合。「親日の若手が一番がんばってたな」と印象強かったけど、それが棚橋だった。それからの苦行をこの本で知る。

 

どんなに努力しても、アピールしても、知ってもらうことが出来ない。それは商売をやったり、youtubeチャンネルを設立したことのある人なら知ってるだろう。そこらへんを猪木さんの作ったもんにすがっているんじゃないの?という棚橋のたどり着いた境地はすごい。今の新日本を観ていてもわかるが、もう猪木の影はマニアが感覚を振るブーストさせないと感じることはできないレベル。棚橋は猪木と肩を並べていると思った。

 

それでも、猪木の時代があったから回復になったのだ。ゼロから始めてもここまでにはならなかっただろう。伝統ってやつの凄さ、1人の人間では超えることのできない大きさを感じる。

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日記。大変面白い職場の研修、なぜか始まったとたんに「ちょっと」と呼び戻された。「生きる目的とはなにか?」という問いから始まり「自分と周囲の人の幸せの為になることだ」という講師の答えにちょっと物足りなさを感じつつ、自己紹介で「米津幻視の海の幽霊と言う曲にすごいインスピレーションを得た」という人が隣でとても楽しくなってきたところだ。人が足りなくなったらしい。これから鬼残業祭りが始まるかもしれないが、それもまた楽しい。棚橋のように頑張りたいと思う。