モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

何に熱狂できるのか

やあやあ!冥王星海王星の間からこんにちは!貴方の心のマドモアゼル愛ことタンジェント高木です!元気ですかっ!?とアントンよろしく挨拶したりしてみたんですけど、男子たるものアントニオ猪木大仁田厚のモノマネぐらいはマスターしておきたいよね!「まなべー!うぉーぅ!まなべー!」と今日もグレート・ニタのようにネットの世界をさまよっております。

世界はプロレスのようにわかりやすくできていないようで、今日も人間模様を観察しに裁判所にきていました。まあ、すごかったよ!被害に遭われた方にとっては、雪崩よりも理不尽な出来事だと思う。人生なんてある日突然終わりを告げられるものなのだから、今日も精一杯生きていきたいね!

そんなわけで、先日。朝から健康ランドに引きこもっておりました。1人770円という激安クーポンを発見したのがその動機。結局ビール飲んで、寝て、もっかい風呂入って、夜帰るまで10時間は滞在したかな?仕事はほとんどできなかったけど、置いてある漫画がキレのあるヤツばかりだったのでつい・・・

最近、生きる目的みたいなものを見失っていたから、良い健康ランドでした。死体安置所のような休憩スペースで、斜め前の人が見ている1.4東京ドームを盗み見ながら「ああ、やっぱ棚橋バルクやべぇ・・」って眠りに落ちるのは快楽でした。

死ぬこと以外かすり傷を読んだ

箕輪という有名な編集者の本。「多動力」とかベストセラーをガンガン作っている人。新しいタイプの人間だと思う。つまりは「もう、社会が変わりまくるから泥船に乗ってないでこっち来いよ!」というタイプ。

面白かったのはスマホに対する考え方で「スマホは飼い主が求めた情報しか吐き出さない。だからバカはますますバカになり、賢い人はますます賢くなる」なるほど、と思った。

スマホは飼い主が求めない情報を出さない。それは多様性を失うことになるのだと思う。例えば昔、なんとなくパラグライダーをやってみようと思った。すると、テレビでモーターパラグライダーの人を紹介する番組があった。これだ!と思ってどうやったら始められるか?考えていたら、旭川の風俗情報誌の1面にモーターパラグライダーの紹介するページがあった。そこに電話して向かうと、その雑誌の社長がいた。モーターを使って空を飛ぶライセンスは取れたが、仕事を辞めたのでモーター、つまりエンジンを買うことができなかった。そこで山飛び、つまり普通のパラグライダーを紹介してくれた。

たぶんスマホがあったら、パラグライダースクールを検索して「始めるのに100万と札幌まで行かないとダメ?」と絶望していただろう。知りすぎてはいけないこともある。

パラグライダーに熱狂した。この本でも、本づくりに熱狂する著者がいる。とにかく熱く、作りまくれ!という。いま、熱狂できることはあるのだろうか?

パラグライダーに復帰するには、収入が足りない。そんな金があれば結婚している。普通に働くのもいいけど、もうすこし熱狂させてくれと思う。なにに?いま、熱狂しているのは裁判傍聴だ。この経験をベースにした物語を書いたりしている。しばらく、それに熱狂したい。