スノボで転倒して眼鏡が割れた。
体へのダメージはほとんどない。
とにかく家に戻りさえすれば予備の眼鏡があるから、なんとか家まで戻る。
絶縁テープが車にあってよかった。髪が無くてよかった。無事美瑛までもどる。
予備の眼鏡は度数も変わらないので違和感なくつけられる。夕方までゲームをしながらだらだらしていたら嫁が帰宅してきたので事情を話す。「じゃ、作りに行く?」とのこと。うん、それがいいだろう。なんせ、いままでなんどか「そろそろ新しい眼鏡をつくろう」と思ってはいたのだけれど、なんかいまの眼鏡が気に入っていたので先延ばしになっていたのだ。ついでに視力も測ろう。
旭川駅前イオンに到着して、安い眼鏡屋でテキトーに選ぶ。似合うかどうかなんて知らん。いきおい。それだけが重要だ。
かわいらしい女性の店員さんに購入の意思を伝えて、視力検査。「え・・・」という店員さん。どうやらかなり視力が落ちているらしく、次の眼鏡はかなり矯正されるらしい。光を感じられるならなんでもいいっすよ。
夕食を食い美瑛に戻る。嫁に車の運転を変わってもらう。実は先ほどイオンの立体駐車場に入り、スロープを登ろうとしたところでスピンしてしまい、ゴムの焦げた匂いをまき散らしながらなんとかローギアで登ったのだ。
原因はなんだろう?
FFだから?チョー滑るコンディションだから?それともタイヤ?
タイヤの可能性がややあるな。冬はまったく使わないとはいえ、4シーズン目に突入しているし、家から出るのにスタックしてなんどか空回りしているしな。
「金がでてくなあ・・・」とつぶやく。が、会社がまた金をくれるだろう。すごいなあ。会社。毎月金をくれる貴重な存在。そしてその金をつかえば、夜勤明けにスノボにも行けるし、眼鏡もタイヤも買える。
すごいな、社会。誰が作ったのかは知らないが、よくぞこんな複雑で平和なシステムを作り上げたものだ。