「ニセイカウシュッペに登ろうと友人のダクロくんと登山計画を立てて、午前3時に起床。もろもろの準備をすませて、最後の情報収集でユーチューブをみます。登山動画でニセイカウシュッペを検索すると「事前にゲートの番号を電話で聞かなければいけない」ということが判明しました。
「んー」と考えて、目的地変更。天塩岳かな？と思ったのですが、ピン！と来たのは雨竜沼湿原。去年登ろうと思ったのですが、土砂災害で道が決壊し、いけなかったのです。HPをチェックすると3日前にオープンしたとのこと。「ここにしよう」とダクロくんと2人で行ってきました。
雨竜町の道の駅まで行き、そこから長い道を山に向かって進みます。終わりの見えない山道は、かなりコンディションのいい舗装と、フラットダートで出来ていました。「これ、すごいお金かかってるね」と言います。
長い道のりの先に、広い駐車場（オール舗装）があり、車が数十台泊まっていました。まだ、8時くらいです。雨竜沼湿原の人気がうかがえます。定年退職して、足慣らしに来たというおじさんと話し、登山届を書いて登りました。
途中の滝などを眺めつつ、ぐいぐい上がっていくと湿原入口に到着です。ここからは幸せな木道ルートで、ただただ気持ちいい。ぐるりと湿原を回ることができますが、南暑寒別岳に登るので、途中で山に向かって登っていきます。
山道をグイグイ登っていくと山頂でした。2時間ぐらいでしょう。山頂ビールして、下山します。グイグイと降りていき、また幸せな木道を歩き、展望台で休憩しました。
高層湿原なので風が流れています。山では虫がぶんぶん飛んでいるのですが、ここではすべて風で流されていくのでしょう。ただただ、気持ちのいい風が体を洗ってくれました。
「うわー、離れがたい」と言いました。それほど気持ちが良かったのです。山頂の3倍ぐらいの時間を、ここで過ごしたと思います。
もっているおにぎりをすべて食べて、もうやることがなくなったので下山します。15時ぐらいに下山できました。管理協力金500円を払ったら、雨竜町のお風呂100円引きクーポンをくれたので、そこに入って（400円→300円）終了です。
