「UFOを呼ぶ教団の跡地に行ってきたよ」
郷土資料館なかまのKさんが言いました。
UFOを呼ぶ教団?なんだそりゃ?と聞くと、平取町にそんな宗教団体の施設があったらしいのです。初めて聞きました。
「平取にUFOを呼ぶアイヌがいたらしいんだよね」
そう、平取町はアイヌの聖地で、いまでもアイヌ記念館やらがあるのです。
で、そのなかにUFOを呼ぶことが出来たアイヌがいて、その伝説にあやかりUFOを呼ぶ教団が施設を建てたらしいのです。
しかし、教団は施設を建てたあたりから勢力を失い、あっというまに町の管理公園に。
そして公園も維持が難しいらしく、放置された廃墟になっているらしいのです。
廃墟マニアやB級スポットファンにはたまらない施設でしょう。
私もそそられました、平取なら日帰りが可能な場所です。
ネットで進入した人を探したら、あっさりと発見。
いいな~、教祖が立つ場所でドローン飛ばしたいなあ。
UFOを呼ぶための施設で、ドローンを飛ばすなんて楽しそうじゃないかとおもいました。
もちろん自己責任です、マムシもうようよだし施設も老朽化しているので進入はリスクが伴います。
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もう一人宿泊者がいました。
「今度札幌のアメ車のイベントに行くんです」
と北見から来たライダーさんです。
そのイベントでハンバーガーを売ろうと思ったのですが、それが結構大変らしいのです。
「2次加工が基本的にダメなんです」
つまり、市販の冷凍食品に手を入れるのはいいけど、一度火が通ってるのをもう一度焼くのはダメなそうです。
そして、それはハンバーガーにとって致命的なハードルなのです。
なぜなら、ハンバーガーのバンズ、つまりパンというのは一度火が通っているのでそれを暖めるのはルール違反になってしまうのだそうです。
「最初からやればいいんでしょうけどね・・」
小麦粉・水・イースト菌を発酵して焼けばいいのでしょうが、ワンデイイベントでそれは不可能でしょう。
それでもなんとか別のものを提供することになるといってました。
「役所とケンカしてもメリットは無いですから」
確かに、そのとおりです。
制限されたルールのなかで、いかに遊ぶかが面白いんですよね。
そのあともう一人きたと思ったら、居酒屋が忙しくなり話を聞けませんでした。
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夜食
美瑛もち豚サガリと新タマサラダ、あまったご飯とアイヌねぎをのっけて
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