モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

旭川で最高のノマドスポットは裁判所

壇蜜の結婚に枕を濡らした夜も過ぎて、北海道では氷点下の星空がキラキラと輝いています。清野とおるでよかった・・北区赤羽よりはおこだわり人のほうが好きな私達にとって、このニュースは窓ガラスを白く結晶化させる凍てついた冷気のような美しさと厳しさを孕むものでありました。

さて、小生は今日もおっぱいぼいーん、べろべろぐちょぐちょといった日本語を生み出し、糊口に糊をするものであります。アラビックヤマトもがんばれば栄養、そんな気概でゴミのような日本語をたたき出しているのでありました。名をタンジェント高木と申します。

「どーせおもしろくない」と思いつつ、裁判所に向かいます。国道237号線は朝の冷気で宇宙空間のようにどこまでも、無限に慣性を伝えるなめらかな路面でした。日本刀のような危険な冷たさの上で、何とか愛車を運転します。

なぜ、ここまでしているのか?自分でもよくわかりません。ただ一つ見苦しい言い訳をさせてもらえるのであれば。裁判所の休憩室がとても暖かで、電気も使えて、集中できるということでしょう。

小生、ここ以上のノマドスポットは存じておりません。かつて筆頭であった温泉施設などは、盗電禁止といわんばかりにコンセントにテープを張っているのであります。これでは12時間い続けるという、いやがらせのような利用方法はやりにくくなってしまいました。(ただ、かくれているコンセントは発見しました)

それに比べて、裁判所は天国です。税金で運用され、税金で温められている場所ですので、納税者たる私がいてもなんの法的問題はないのであります。

もし、旭川ノマドスポットをお探しなら、裁判所にいらっしゃい。休憩時間に傍聴するのもいいでしょう。小生はこんな事件を傍聴しました。

恋愛と強制わいせつのホライゾン

ちまたでは、小さな料亭の配膳係の小娘と、客がなぜか恋愛に陥り、ぐうぜんあったゴム製品を使って行為にいたるという不思議な施設がございます。それを何と呼ぶのか「売春」であれば違法。「ソープ」であれば合法なのです。

物事の境界線は地平のかなたにございますが、それは我々の社会でもおなじこと。とくに男女の間柄など、漸近線を描きはしますが、永遠に接することはないのであります。

前置きが長くなりました。私が傍聴した裁判では「キス」が「強制わいせつ」であるという審議が行われていました。

夜が明けつつあるという街角で、偶然出会った男女。そしていい感じに盛り上がり、その場でキスをしてしまいます。それが強制であったのか?

「1度目はフレンチ、2度目は舌を」

という被告の証言から、強制わいせつである可能性は低いと思われます。いかに男の力でもっても、女性の口から舌を引きずりだすことは不可能と言えるでしょう。

ですが、検察は起訴に踏み切ったのであります。さあ!どうやって男女の口内における出来事を立証するのでありましょうか!!そして裁判長が言った言葉が

「じゃ、次回」

であります!ぐぅぅぅぅ!皆さま!私が足しげく裁判所に通う理由がおわかりでしょう。