高橋がなり社長の本が好きだ。何度この本を読み返したかわからない。
とくにテリー伊藤にボコられながら、テレビ番組作成のノウハウを吸収するくだりを紹介して「幸運の女神っていうやつは、女神なんかじゃなくてボブ・サップみたいな野蛮な奴だ」というのはしみた。本当にそうだと思う。自分の人生を振り返っても、自分をレベルアップさせてくれたのは、女神なんかじゃない。女神っぽい奴は毒にも薬にもならない。ボブ・サップだ。ボブ・サップに出会ったらしがみついていけ。で、今やっている介護の仕事にもボブ・サップっぽい人はいて、その人はやっぱりボブ・サップっぽいのでゴリゴリと仕事を進めていき、俺は何とかしがみついていた。そりゃ(もうちょっと言い方ってあるでしょ)と思わないでもないときもなかったり会ったりしたが、胃薬とかの力も借りながらなるべくボブ・サップのパンチが届く範囲にとどまったとおもう。がなり社長がテリー伊藤から映像作品の極意を(殴られながら)学んだように、自分もボブ・サップから介護の仕事を教えてもらったように思う。なんてったって、別にそんなの知らなくても仕事はできるのだ、この仕事は。雑用係のおっさんとして覚悟していれば、へりくだりつつ生きていくことはできる。でもそこはボブ・サップなので暴力的に叩き込んでくれた。きっと自分の覚えが悪いので、そうでもしないと覚えなかったからだろう。で、そのボブ・サップさんが移動になってしまい、夜勤明けに最後のレクチャーをしてもらって別れた。ありがとうございます。
夜勤明けの充実感に包まれながら、ビールを飲んで寝る。
そして2時間ほど寝てスノボに行く。なんとか、連続ターンをものにしたい。ネットでいろいろ調べて、イメージを組み立ててはいる。だが、実際に両足を固定されて、ゲレンデの斜面に立つと恐怖心で混乱してしまう。だから、最初はとにかく緩斜面で練習するのだ。つーことで近くのキャンモアスキー場に行ってみた。
た・・・たのしー!!!!!
イメージと体がつながっていく!
両足でボードをコントロールできている!
ルックアップ!視線を上げると世界がひろがっている!
5本滑って、もう初心者コースじゃ転倒する感じがしなくなった。
いやあレベルアップレベルアップ。ちょーしこいてしまうとケガするから今日はここまで。
わはは、キャンモアの初心者コースはわれのもの! pic.twitter.com/U0nATid7jh
— 元蜂の宿管理人 (@hatinoyado) February 27, 2024