熊谷達也の「孤立宇宙」を読んだ
あ・・あの熊谷達也がSFを!?
「できらぁ!!」
と誰かが叫んだ。熊谷達也ではない、きっと俺の中の幻聴だ。この著者の「邂逅の森」が好きだった。いつのまにSF書いてたんですか。マタギとか潜水士とかそんな人たちのドラマを描くトップランナーだと思っていたから意外。
作品は壮大な世界観。意識をダウンロードできる世界。なんでメタ空間やボットで生活する人類は命が軽い。「じゃあ、また来世」ってやってたクソ映画「インフィニティ」を思い出す、登場人物の命が軽いと感情移入ができなくなる。つまり、ドラマとして、ラストシーン以外はあまりこなかった。
そのかわり世界観は本当に良くて、量子テレポーテーションとか本当にすき。人類が次のブレイクスルーを迎えるために必要なのはカタストロフィだっていうのもよい説得力だとおもう。
定期的にSF養分が必要な人ならおすすめできる本でした。
***
毎月「なんとか今月を生き抜こう」とやってきた。それが最近は「なんとか今日を生き抜こうになり」ついには「今日が人生最後の日だから生き抜こう」となっている。
つまりは、毎日が人生最後の日であり、次の朝起きるたびに奇跡を感じている。実にお得だ、毎日が奇跡って得、毎日がハッピーサマージャンボ、毎日が有馬記念、毎日がサンタクロース、毎日がギフテッド、こんちはー毎日新聞でーす、あら、うちは新聞読まないの、そんなこと言わないでおくさーん、ほら、今なら洗剤とこれつけちゃう、そういって新聞拡張団の男は拡張されたブツを取り出した、///!!、コロナで禁欲生活が続いた主婦にこれはたまらない、こうして毎日新聞を3か月定期購読してしまうのであった。
ということで、今の趣味は小説を書くことです。できるだけたくさんの人に読んでほしいのだけれど、そのために何をすればいいのか?と考えています。
・おもしろい小説を書く
・読んでもらうお願いをする
・SNSで拡散する
ちょっと前ならツイッターアカウントを購入したり、有名人にからんだり、そんなSNSテクニックがあったとおもうけど、イーロンマスクの改革で崩壊したね。ってことで地道にエンタメをし続けるしか、SNSを正しく活用する方法はないとおもうのだけれど、自分ができるエンタメなんて生娘シャブ漬け文章を書くぐらいしかできないから、それをイーロンシステムが容認してくれるのか謎。