幌加内に三頭山という山がある。昨日知った。休憩時間中にヤマレコを眺めていたら、なかなかいい場所に、なかなかの難易度の山があった。それがこの山だ。
登り始めは8時。
花の写真を取りながら登る。天気は曇り。
4合目あたりで上から降りてくる先行者がいた。
「悪いけど、上に2人女性がいるから山頂までつれてってくれないか?」
と言われる。理由を聞くと、すべって肩を脱臼してしまったらしい。ピッケルをもつ上級者っぽい人だった。自分もどこまでいけるかわからないけど・・と了承したら、すぐに2人の女性が下りてきた。
「もう、すっごい藪漕ぎと泥なの!」
という。2人もおりて病院に連れていくようだ。
5合目あたりから雪渓が大きくなり、ルートを失いやすくなった。ピンクテープもあまりない。GPSとにらめっこしながら進む。たまに藪漕ぎをしなければいけなくなる。
体力、精神力、時間が奪われて行った。
なんとか足を動かして登り続けた。8合目を超え、胸突き八丁のあたりで足を使い切った感じがする。あと30分で山頂だが、いけるのか?不安になる。
時間は正午前、だいじょうぶだ、行ける!と自分を奮い立たせて進んだ。
山頂。
さっさと降りる。
自分の足跡があるから、すこしだけ心強い。ただ、下りはのぼりよりも滑るし危険。よちよちと歩きながらの下りだった。
なんだかんだで7時間の山行になった。GPSがなければ踏み込もうとも思わなかった、深い山に分け入った感がある。気持ちよい体のしびれを感じつつ、家に帰った。
三頭山登頂!降ります! pic.twitter.com/VE7eW2L04w
— 元蜂の宿管理人 (@hatinoyado) May 31, 2021<blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">三頭山登頂!降ります! <a href="https://t.co/VE7eW2L04w">pic.twitter.com/VE7eW2L04w</a></p>— 元蜂の宿管理人 (@hatinoyado) <a href="https://twitter.com/hatinoyado/status/1399201009344278533?ref_src=twsrc%5Etfw">May 31, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>