モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

浜益の黄金山

去年沢登りで訪れた黄金沢(こがねさわ)から見えた黄金山。マッターホルンのような急峻な鋭鋒が登山心をくすぐっていた。そこに1年後登ってみたら最高だった。

夜勤明け。3時間ぐらい睡眠をとり、いろいろやって、プロ野球を終わりまで見ていたら21時。「そろそろいくか」と車に乗り込んで出発する。途中、山岡家を食う。こんな時間にら・・ラーメンを!?と自分でも驚いてしまうが、山なのだ、ゆるせ俺。登山口の近くに到着したのは0時ぐらい。タイマーもかけずに寝たら7時になっていた。

いつも登山は日の出とともに行動開始をしていたが、今回は4,5時間で終わる山。ゆっくり楽しもう。整備された林道をすすむと、きれいな駐車場とトイレがある登山口に到着した。そんなに標高の高くない、100名山でもない山なのでちょっと意外だった。

登り始める。登山道が広い。これを維持するのは大変だろう。うちの庭よりも雑草が刈り取られている・・・・ぐいぐいすすむと新道と旧道の分かれ道にでた。なんとなくカンで旧道から登る。旧道はやはりとんでもない斜度だった。ほぼ垂直。ロープがなければやばい。滑落事故とかいっぱいあっただろうな。これだから新道が作られたのだろう。たまに振り返りながら「ひえーーー」とその高度感におののく。このスリル、たまらん。

頂上につくと、そこは突き出た岩で植物はなく・・・狭い。先人がいてその横に座らせてもらう。足元にはなにもない崖。ひうううううっ!こっから落ちたら間違いなく死ぬな。楽しかったぜ。いいトップだ。

それからドローンを飛ばして、新道を下りる。やはり新道のほうが斜度が緩めでいい。途中何組もの登山者とすれ違った。あの狭いトップにたくさんの人がまったりできる場所はない。早めに登れてよかったと思う。

 

浜益温泉によって帰る。山は標高じゃないなと知った日。