モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

タンジェント高木のイミテーション・ラブ

「ホントに私の事すき?」と目の前の女が言う。年齢は30代後半、職業はアパレル。だけどバブルの時代から抜け出したようなダサいセンス。だが、見た目よりも心が醜い。人を妬むのだ。今日だって女性と思われるSNSにいいねを押しただけで冒頭のセリフ。第一俺たちは友人関係だったはずだ。「全然」と答えるとつま先が飛んできた。しかも喉をねらって。俺は椅子ごと後ろに倒れるしかなく、そして倒れた俺に向かってハイジャンプ!体重は80㎏を超える彼女のストンピングは、まともに喰らったら死ぬ。腕でガードし、荷重を受け流すのだけれど、そのままマウントに取られてしまった。「バカ!ウソでも言っちゃダメ」となぜか泣いている。こんなに強いのに、こいつは泣く。鼠蹊部から生ごみの匂いがする。顔に大粒の涙が当たる。「ウソだよ」と俺は嘘をついた。そこでVRのスイッチを切りゴーグルをはずす。テンガを洗わなければいけない、そしてこの曲がった性癖も直さなければと思った。

デス!こんにちはタンジェント高木!バキでいうところの渋川先生が身につけている完全護身体質を身につけている皆!目の前の東尋坊には飛び込んじゃダメだよ!落ちているチューインガムを食べてもダメ。シケモクは1日3本まで!脳みその神経細胞に直接作用するといわれている化学物質も1日3gまで!約束だよ!

すっげえいまさら「鍵泥棒のメソッド」を観て、ちょう面白かったタンジェントちゃん。映画ブームになりつつあるな・・と思ったけれど、この作品のような作品ってなかなか探しにくいよね。これは「ドーンウォール」を観た時にも感じた渇望で、最高からはいっちゃうと、その水平を見渡しても空虚しかないのかもね。だから同じ作品を何度も何度も見てしまう。老いを感じる瞬間だね。日記。

リラックスを獲得するモードに入っている仕事が終わって休日でした。予定では美瑛富士直下のキャンプ場で1泊登山をするつもりだったけど、現実は台風が低気圧に変わって北海道を直撃していて、下界でも強風。山は10m越えって話。だから温泉に行き、進撃の巨人を読んでいました。体にも、心にも余裕が出来ている。人生を楽しまねばと思う。せっかくコロナで経済が死にかけているのだ。裁判所に電話をかけた。明日、また非日常の世界をのぞいてみよう。