美瑛富士、オプタテシケを登りたかった。
そこで夜勤明け、1時間ほど仮眠をとって突撃する。
スターとは12時になった。
それにしても重い。
今回は、水場がないので、2日分の水を担いで登る。
それにテント、ドローン、寝袋、コンパクトジャナイコンデジG1X、重い、重いのだ。
足が出ない。30分ごとに長休止を挟んで登った。
それでも4時間ちょっとでテン場につく。
ここからテントを張って、美瑛富士に登ろうと思ったけれど、体がゆうことを聞かない。
ご飯を食べて、すぐテントに入った。落ちるように2時間ほど寝る。
起きたら日没前、もう登れない。時折テントから顔を出し、星空などを撮影する。
何もすることがないので、何かをずっと考えていた。1人はこれがいい。ひたすら自分と向き合える。
気が付いたら寝ていて、4時になっていた。ご来光も見れなかった。
とにかく、準備をして美瑛富士に登る。
初めて上ったけれど、よい山だとおもう。山頂が広く、開放感があった。
オプタテ?冗談でしょう?テントに戻ると、声が聞こえる。動画を取っているみたいだっていうか、山親父ことTさんじゃないですか!
去年、芦別岳本谷を一緒にのぼったのだ。その後の活動はyoutubeで知っていたけど、まさか山の中で再開できるとは・・・いろいろ話す。「荷物持つから、オプタテ行こうよ!」と言っていただく。とても魅力的な提案だったけれど、それに乗ってしまうと、今回「自分の力で登る」というテーマがダメになってしまう。
お断りしてテントを撤収してたら「蜂の宿のマスターじゃない!」と声をかけられる。なんてこった、こんなところで、連続して知り合いに合うとは。居酒屋をよく使っていただいた人だった。近況を報告しながら別れる。
テントをたたみ、パッキングして、降りる。さすがに軽くなっていた。3時間ほどで登山口に。12時、ちょうど24時間山にいたことになる。
いろいろ反省点があった。
・防寒が重すぎる。金をかけて、軽くあたたかな山製品にするべき
・G1Xが重すぎる
・ごほうびの炭酸飲料があった方がよい
・アタックザックとかほしいよね
・着替えはそれほど必要ない
くだりながら、小説の話を考えていた。それが面白くて、わりとあっという間だった。
またやろうと思った。1人でテントを担いで、自然の中にこもるのは精神的に良い。