ライダーハウスは閉鎖してしまいました。
働く人を追い出すのはさすがに人としてアレなので、無料寝具なしでいる人がいます。
お客さんから友達にチェンジした彼ら。せっかくなので料理教室をしていました。
今日はザンギ丼。今週閉まる居酒屋の人気メニューでした。
1.油に火、170度ぐらいを目指す
2.鶏もも肉(塩コショウ、にんにく、しょうが、こんぶ茶、酒、しょうゆで漬け込む)を200~250g
3.かたくり粉適量に焼酎を入れて、ゲルっぽくして、鶏肉とまぜる
4.油の温度を確かめて、あげる。1回目は3分ぐらい
5.その間に目玉焼きを作る
6.鶏もも肉をあげて、ざるで余分な油をおとす。すこし時間を置く。油は加熱しておいて、アチアチにする(高温なほど、カリッとする食感になる)。
7.時間をおいて、ふたたび油の中にイン。あまった衣をからませるといい
8.2度目は高温で短時間。はしで触って、カチカチだったらOk
9.よそっておいたごはんに、目玉焼き、ザンギ、野菜を盛る
10.めんつゆをぶっかけて完成
今日はライターの仕事をぼちぼちやった。
閉鎖を知って訪れてくれる人がいる。ありがたいです。
そんなダラダラした雰囲気で、天気も曇雨。「温泉行かない?」と同居人の2人と300円の温泉に行った。卓球と腹筋をガチでやる。汗がすごい出たところで、やっと温泉に入る。
ここ数日の激しい動きを癒すには、やはり温泉だったと思う。体の芯から温まり、カルピスウオーターなどを飲んでいると、ふと思ったことがある。
「違法で、悪い所で、狂っているから面白かったんだ」
アカギのセリフ「面白い!狂気の沙汰ほど面白い!」は真理をついた言葉だと思う。
例えば、ライダーハウスを立て直すとして、どんな建物にしようか考えた。おそらく、サイディングのシンプルな箱になるだろう。それが一番安くて合理的だからだ。
その建物には、きちんと受付があって、防火施設があって、綺麗なトイレがあって、従業員がいる。値段も少々するけど、法をまもった立派な宿泊施設だ。
・・・・住めない。自分はそんな場所では呼吸ができない。もっと汚くて、洗牌の音がジャラジャラしていて、洗濯物がぶらさがってないと住めない。
謎のモニュメント、突き刺さる通行人の目線、それを見るだらけたライダーの目線。スカスカの建物。きしむ屋根。雨漏り。ハエぶんぶん。
どっちがマシか?って新しくてきれいなほうなんだけど、それは自分じゃない人がやるだろう。もっと狂気を、狂気の発露を。
そう考えると、なんてくだらないことに全力投球してきたんだとおもう。ライダーハウスに30代を捧げるなんて狂気の沙汰だ。だから面白い。
俺の狂気を、ロックンロールを、次は何にぶつけよう?