洞窟の中にいる自分に会いに行く
裸で、ウホウホ言ってるやつだ
体に無限のエネルギーが湧いている。この源泉はおそらく怒り。
裁判傍聴で、個人情報のぼかしが甘く、人にご迷惑をおかけしてしまった、そんな自分への怒りだ。
性格的に、私は怒りの感情は10年に1度ぐらいしかやってこない。だから、久しぶりの波に戸惑っている。
「攻撃しなければいけない」
そう考える。どこかに攻撃をしなければ、怒りのエネルギーは自分の内臓を焼くからだ。郵便局の保険屋時代のように。
攻撃とは、誰かに迷惑をかけることではない。肉体的に叩くことでもない。悪口をいうことでも、動物をいじめることでも、パンチングマシーンをなぐることでもない。
条件への攻撃だ。
自分の足を縛っている条件。それに対して攻撃する。その結果、自分にダメージがやってきても仕方ない。それが攻撃だ。
まず、ゆるふわでやってた、裁判傍聴ブログを閉鎖する。そして、こんどこそ、誰にも迷惑をかけないコンテンツを作る。
そのことに時間とエネルギーとお金を使う。それが条件への攻撃だ。
そんなことを考えていたら、電話が鳴って、ライダーハウスの予約だった。「予約はやってません」というと「じゃあ、なるはやで行きます」ということだった。そんな時期か。
あ!ライダーハウスの掃除まったくやってない!
ががが!と片付ける。冬の間は凍っていた空間からゴミを放り出して、区分して、まとめた。ついでに棚を作って、漫画を並べる。
手を動かすのは気持ちいい。汗と木くずまみれになったので、銭湯へいった。
RX100おもしろい!
仕事をする。インプットをしてアウトプットする。とある仕事で、インプットしていると、これは別の仕事につながることだと気付いた。
その仕事は、過去にやろうとしてあきらめてしまったことがある。「自分には無理だ」とあきらめて、かってに閉めてしまった。
つぎのステージに行く扉が開かない。その扉の鍵がこんなところにあった。感動する。
「怖いのは知識が不足しているから」
とキングコングの西野さんは言ったが、そんな感じ。知識さえあれば「こんな簡単なことか」と笑ってしまうものだった。
本を読む。
タイゾー先生は「自分の本性を否定してはいけない」という。それは原始の自分、洞窟に住んでいた時の自分のことだ。
現代社会ではルールに沿って生きなければいけない。だから原始の自分は否定される。
・法律に違反しているから
・世間体が悪いから
・やってはいけないことだから
と、自分自身がぶっころされる。結果、力がでなくなる。エネルギーが失われる。
法律・世間体・ルール。それは表層の目に見えることにすぎない。写真に写る自分。大切なのは、写真に写らない所だ。