今日も裁判傍聴へ行きました。
道路交通法違反ということで、やらかした人は
飲酒・無免許・無車検・無保険
という4重苦をやっちゃったのです。しかも、警察の質問中にトッポBJのアクセルを踏みこみ逃亡するというおまけつき。当然ナンバーは控えられていて、翌朝、ばっちり尾行されちゃって御用になったのでした。
「ひょっとしたら、逃げられると思った」
と舐めちゃってます。警察とやくざは舐めてはいけません。
舐めていいのは別にあります。
それは仕事。
これまで生きてきて「仕事を舐めるな!」という人ほど、成果を上げていない傾向にあると感じました。仕事を舐めていない自分に酔っているのだと思います。
本物は、どこかゆるいです。それでいて、ガチなところは、誰よりもガチな傾向にあります。仕事を舐めるなおじさんとは、大人と子供くらいの戦闘力の差があるでしょう。
私も、舐めないで取り掛かった仕事ほど、上手くいかないことが多いです。居酒屋のメニューは、なんとなく作ったものがロングセラーになったりしますし、文章も、テキトーに書いたものほど評価される傾向にあります。
今日も、傍聴が終わって例の空間(旭川地裁の元食堂)で、無駄に温められた空気の中、舐め切っている仕事に取り掛かることにしました。その時、「ブログよみました」と話しかけられ、少し談笑します。あんまり話過ぎて、相手の時間を奪うことに申し訳なく感じたので、適当に切り上げました。
仕事はあっさりと片付きます。舐め切っているからです。失ってもなんとも思わない仕事だから、すらすらーっとかけました。そんな感覚だからこそ、たまに指にかかったような、いいものが書けた感触があります。
リキがはいりまくってるヤツほど、もろく、融通が利かず、人の言うことを聞けません。ディスコミュニケーションになり、実力も発揮できないのです。
高橋がなりは「舐めてかかって本気でやる」といいます。仕事に関しては、舐めてかかるぐらいがちょうどいい。でもこの言葉、ちょっと堅苦しいとおもいました。力が入りすぎてます。
「なめなめしてしてほんきっき」
これぐらいで行こうと思います。ほんきっきも大事だけどね、じゃないと交通違反4重苦のおじさんになるから。