仕事の関係で見なければいけない作品があったので、ツタヤにいきました。そのついでに、台湾料理屋でお昼ご飯を食べます。
tabelog.comうまいよ、うまうまだよ・・でも、40歳のおなかポッコリを気にしているおっさんとしては、ちょっとセットのボリュームがケタ違い。これは、あれだ「2食」ってやつだ!と気づくまで、時間がかかりました。
夏でしたら、山に登って、強引に燃焼させるのですが、今できることはプールぐらいです。仕事が終わって、閉まる寸前のプールに飛び込み、バタ足で何往復かしました。
なんとか、天津飯ぐらいは消化できたかもしれません。さて、借りてきた「逮捕しちゃうぞTHE MOVIE」と「カーズ」を観ます。
逮捕しちゃうぞTHE MOVIE
原作は読んだことはありませんでした。作者の藤島先生はバイクマニアで、そこら辺の書き込みがさすがです。サクラ大戦やサザンアイズあたりでおなじみですね。
時代のせいか、主人公タッグの顔デザインがちょっと怖いです。攻殻機動隊やパトレイバーの3を観ている雰囲気になります。
ですが、お話自体はすごく良い。「海上自衛隊の操船技術を見せてやれ!」というセリフにぐっときます。
カーズ
説明不要のディズニー作品ですが「車に眼があってしゃべるの?」と大人は敬遠してしまうでしょう。私もそうでした。子供向けの作品です。眼があって、喋るし、タイヤで何でもできる世界で、人間は出てきません。
主人公ライトニングが、ポルシェに出会って恋をするのですが「おいおい、キリンの1部かよ」と思ったのは日本で10人ぐらいいるでしょう。
でも、なんでだろう。涙が・・・
両足を離して浮かべ
先月やった仕事の話。わかりやすさとは、簡単な言葉を使うということではないと思いました。例えば朝、ニュースを観ていたら、女子アナに「ケイチツって言葉しってますか?」と男性アナが質問します。「おいおい、朝からかよ・・」と思っていたら「はい、虫が出てくるくらい暖かいってことですよね」「はい、正解です」
啓蟄(けいちつ)は、二十四節気の第3。二月節(旧暦1月後半から2月前半)。「啓」は「開く」、「蟄」は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」意で、「啓蟄」で「冬籠りの虫が這い出る」(広辞苑)という意を示す。春の季語でもある。
百科事典ではないのだから、専門的な用語はそのまま使ったほうが良い。そのほうが、著者の信頼度があがったり、説得力につながるのです。ケイチツかあ・・
いままで、基本的な日本語の書き方ばかり勉強してきたので、これは全くの盲点でした。例えば、刀の新型エンジンについて書く時
・20年の技術の熟成はすばらしい、圧縮比だけをとっても、その差は明らかだ
・新しいエンジンは同じ排気量なのに、馬力が上昇しています。
圧縮比ってなに?と読者は思うかもしれないけど、説得力はあるのです。あえて、ググれと突き放すこと。それがキーかもしれません。
そんなふうに文章を書いて、納品して、たいていは「ここ、修正して下さい」とやりとりがあるのですが、1発納品でした。そして「次はワードプレス入稿できます?」と新しいステージへの招待がありました。
これは扉が開いたようなドキドキがあります。本気でやった3ヶ月だからこそ、凹んだけど、それがないと中途半端なままでした。自分の時間をすべてつぎ込む必要があったんです。
戦場カメラマンの渡部さんが、飛び込んでこそ浮かぶ背もあれという言葉が好きだと言っていました。(絶望に聞く薬)
副業として、稼ぐのでは、到達できなかった。片足だけ、本業にバランスを保ったまま、行ける場所は限られています。私は夏になれば本業に戻ってしまうけど、冬があって本当によかったとおもいました。