「仕事を舐めてはいけない」というのは当然のことです。
仕事というのはお金をもらうことです。
お金をもらうとは、だれかが稼いだお金をいただくということです。
その誰かは簡単にお金を稼いだのでしょうか?
そんなことはないでしょう、ビルゲイツだってがんばりました。
みんながんばってお金を稼いでいるのです。
そのお金をもらうのですから、仕事って大変なのです。
舐めてはいけません。
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私は大学を卒業して郵便局に採用になったときも仕事を舐めませんでした。
真面目だけがとりえだとおもっていたので、真剣に仕事に打ち込んだのです。
でも、だめでした、ぜんぜんうまく仕事ができないのです。
理由は後でわかるのですが、緊張による視野の狭窄です。
仕事を舐めない
↓
がんばる
↓
緊張する
↓
視界が狭くなる
↓
ミスを起こしたり、効率が悪い
ということです。
これが解決したのは、年下のアルバイトに「もっとリラックスしろ」といってもらって解決しました。
大事なのはリラックスです、そのためには仕事を舐めて取り掛からなくてはいけません。
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「舐めてかかって、全力でやる」
とは、高橋がなりの言葉ですが、無駄なリスペクトは無駄な緊張を生むんです。
何かやるときも
「いいものを作ろう!」
とか
「面白いことを言おう!」
とか
「自分だけしかできないことをやろう!」
ってのは無駄な緊張を生みます。
そして第一歩を踏み出せなくなるのです。
舐めて取り掛かりましょう、そして痛い目にあうのです。
そのほうが下手なリスペクトよりも価値があります。
仕事は舐めて取り掛からなくてはいけません。
そして全力でやるのです。
無駄な緊張が体のこわばりを生み、未知のものへの恐怖へとなります。
とっとと懐にとびこんでこそ、体や頭が動き出すのです。