読書感想文の記事になります。
先日東京に行った時にお金のすごさを感じました。 目の前に広がる途方もない仕事たちは、すべてお金があったからできたことなんだな、ということがすごいことに思えてきました。
そんなことを言葉にしたかったのですが、今日たまたまネットを見ていたら面白そうな本を発見したので購入しました。
いつも対談本というのは、なんだか薄い気がして買うことはないのですが、この本は買わずにはいられなかったのです。
邱永漢さんという人は「お金儲けの神様」として知られ、この本以外にもお金に関する本を多数書いています。
それなら普通のことですが、この人のすごいところは実際にすっごいお金を稼いできたことです。 バリバリの成功者でありながら、自分の本質は作家だと語っています。
それだけ稼いでいながらも「つねに不安と戦っている」といいます。 そして「大金持ちにはならないほうがいい、中金持ちぐらいがちょうどいい」と悟ったようです。
そんなお金について知り尽くした邱永漢さんの言葉に
「お金そのものが、人をこき使う性質を持っている」
とあります。
なるほどなあ、おもしろい。
私も40歳に差し掛かっていますので、そろそろお金に対する哲学のようなものを持とうと思います。 邱永漢さんと糸井重里さんのこの本は、そんな人にぴったりです。
お金は大事だけど、あまり強欲ばりたくなかったひと。
金よりも時間が大切だと思うけど、やっぱりお金がほしい人。
お金のことがよくわからない、不気味な存在と思う人
そんな人におすすめの一冊です。
最後に、邱永漢さんのHPから、好きな書
最高です