今週は月～金でたまねぎ戦士のバイトが入っていて、かつ大量なのよ。
しかも、ひん剥かれたたまねぎって、剥かれてない状態と打って変わって、
足が速いのよ。 だから、剥いたらすぐに出荷しないといけないの。
つまり何が起きるかっていうと、
「 注文があったら、すぐに剥かなくてはいけない 」
だから残業が発生しやすいの。
冬だったらドンとこい！なんだけど、今は居酒屋も開けなくちゃいけないから、
１７時以降になると厳しいのよね。
今日も「 １８時までおねがいしまーす 」ってアナウンスがあったんだけど、
ワタシの事情はまえもって伝えておいたから
「 ノザワさんは１７時までおねがいね 」って言ってくれるのよね。
ワタシちょっと感動したわ。
「 これしきのことで？ 」って思う人はいると思うけど、去年までのワタシは旭川のでっかい郵便局の３つある集配課の１００人いる組織の季節バイトだったのよ。 もし、そこで「 ・・・・・居酒屋があるので・・・ 」って言っても
「 誰？ 」
って言われるわね。 自分のことを誰かに知ってもらっているって暖かくて、気持ちのいいものなのね。
広告
居酒屋のお客さん
んで、１８時に店を開けて、今日もなんとか１名お客様。
東京でテレビのカメラマン関係の仕事をしているらしいわ。
華やかな仕事よね
「 いや、なれちゃったら芸能人とか普通の人ですよ 」
「 へー、仕事は大変なの？ 」
「 うん、いずれ美瑛や富良野に移住したいんだよね 」
「 あー、いいわね。 寒いわよー 」
「 自分、寒いほうが好きなんだよね。 この前、冬の北海道も体験したよ 」
ってことで、かなり本気で移住を考えているみたいなの。
カメラマンというスキルがあるから、うまく観光業にもぐりこめば何とかなるんじゃないかしら？ ワタシはマイナス二十度のサンライズが以下に美しいかってことを、トロンとした目で語ってしまったわ。
それから久しぶりに上司の方々がご来店。
「 働くねー 」って言われたけれど、上司の方々の酒ってのはまったくのプライベートってわけじゃないわよね。 そういった意味では、やはりジャパニーズサラリーマンはタフな職業よね。
「 起きてる間、ずっと働いてるじゃないですかー 」
そうよ、でも、別に大変じゃないわ。 本当に大変なのは、絶対に嫌われてはいけない人に会ったり、絶対に失敗できないプロジェクトを抱えたり、絶対に舐められないようにしたりすることよ。
ワタシは絶対に嫌われてはいけない人は大家さんぐらいだし、あとは何を失敗しても、誰に舐められても大丈夫。 そんなわけで、お客さんの前で堂々とブログなんて書いちゃってるしね。
広告
