「おまえ、こんな記事好きだろ?」とグーグルが提示してきたのはこんな記事だった。
北海道旭川市|伊ノ沢市民スキー場から車で4分、丘の上に建つ一軒家が0円 - 【みんなの0円物件】無償譲渡物件の不動産マッチング支援サイト (zero.estate)
物件情報である。
別にこれから不動産業を始めるわけでもなく、今住んでいる家を手放すつもりもない。なぜ、グーグルはこんな、記事を、おれに・・・・
おもしろーい!!
物件があるのは旭川市の富沢という場所で、ここらへんは郵便配達時代に近くを担当していた場所だった。神居という住宅街に隣接していて、旭川の中心部にも行きやすい。そんな場所にある一軒家がゼロ円!?すごい時代だなあと思う。そして、誰か、こんな物件で面白いライダーハウスでもやってくれねいかなあ?と妄想せざるを得ないのだ。
こんな感じの物件で、だれか面白いライダーハウスをやってくれと思わずにはいられないのです。タダだし。https://t.co/Wo49GukqrH
— 元蜂の宿管理人 (@hatinoyado) 2022年7月13日
こんなツイートしたら「では、ライダーハウス選びに良い物件ってどう選ぶの?」という趣旨の質問があった。返信に困った。140字では絶対に誤解されてしまうと思うのでブログにまとめてみようと思ってこの記事を書き始めます。
1.縁
縁があるかないかがとても重要。これはもう人間の力ではどうしようもないと思うので割愛。
2.安い
ライダーハウスを「宿泊料で維持していこう!」とするのはとても大変で、そこを目指すんだったら普通の宿を経営したほうが絶対に良い。自分は「とにかく人を集めて、そこから本業につなげていこう」とするタイプだった。ライダーハウスの宿泊費など「まあ、家賃ぐらいになればラッキーだなあ」と考えていた。
だから、普通の宿を目指す人なら上記の物件なんて目もくれないはずだ(太い通りにあるわけではなく、裏が墓地、近くに別の宿がある・・)が、人を集めるだけならば立地はそれほど問題じゃない。
安くて、面白いものができれば、人はやってくるのだと信じている。そのために、ランニングコストは低いほうがいい。ゼロ円なんて最高じゃないか。
3.おもしろい
最初から完成されている物件より、DIYでちょっとづつ完成に向かって変化していくほうがおもしろい。
周りに民家が少ないならそれも面白い。なににも制限されず、自らのクリエイティビティを全開にできるからだ。
4.道がいっぱいある
旭川は都市である。都市にはたくさん道がつながっている。だから宿泊需要はすごくある。
5.屋根とネットがあればいい
ライハなんてそんなもんでしょ。快適性を求めている人は出禁。快活へ行くべし。
6.できれば広い
そりゃそうだ。8月の雨の日なんてなれ寿司を作る気分。広いほうがグッド。
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こんな感じです。ライダーハウスだけで利益を上げようとするならばキツイと考えているので、たぶん参考にはならないと思います。ヌシ化したアル中が勝手にマイビジネスを始めちゃうのもライダーハウス。気づいたら常連様が宿を回してくれていて、勝手に集客してくれるのもライダーハウス。すべては管理人のやる気しだいです。
物件・・・・今の時代、ネットがあればなんとかなるんじゃないでしょうか?たとえどんなに狭くて人がやってこなそうでも、1人旅人がいればyoutuberに変身させて
「【直流】実験!旅人の乳首に電流を流してみた【100v】」
「どこまでが食べられる草なのか?そこらへの雑草クッキング!」
「来たれ若人!一人歌声喫茶!本間朋晃のようなハスキーボイスを目指せ(ライブ)」
「【ノリノリ】はじめての殴られ屋【10万稼ぐまでかえれまテン】」
「挑戦!路上詩人を初めてメンヘラとセックスするまで【えっ!1日で?】」
「【あれじゃん】可能な限りでかい道祖伸をつくろう!【チ〇ポじゃん】」
「【謝罪シリーズ】この度は私の息子が大変なことを・・【ヤハウェ】」
「いろんな草を乾燥させて吸ってみよう!」
「全裸人文字【太】」
とか、BANされるまでやってみるとか。話題にならずにはいられないでしょう。なんか狂ったライダーハウスがあるから、一緒に行ってほしい・・って日本中でその夏の話題をかっさらえれば最高じゃないですか。