モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

目的地を探してる

こんな夢を見た

高速道路がうにょうにょしているインターチェンジのパーキング。そこに嫁と車で入っていく。パーキングにはいままで出会った人たちがいて、彼らは各自どこかに向かっていった。自分もどこかに行かなければいけない。でもどこに?行きたい場所や会いたい人がいない。目的地を・・・

ふ、と目が覚める。焦燥感が残っているが、嫌な感じはしない。きっとおれは現状いるパーキングに満足してしまっているんだろう。たぶん、仕事が面白いからだ。

***

ネトフリで「三島由紀夫VS東大左翼」みたいな作品を見た。全共闘が盛んだった時代。革命の気配があったという。東大の安田講堂を支配したり、激しい運動が行われていたという。そんな場所に盾の会を作った天才作家が乗り込むんだから戦争だろう。とおもったが三島の論調はソフトで、それに呼応した芥という学生が面白く「私は諸君らの熱情は共感している」と言い、その1年半後に自決した。

インタビューで現在の芥が話している。「革命は失敗しましたが」「きみの国ではね、僕の国では違う」と切り替えすのが凄い。

続けてブラックホールの映画を見た。ドキュメンタリーである。ホーキングの同僚たちが「やわらかい髪の毛」理論を構築するのと、M82のブラックホールを実際に撮影するのがメインの筋。撮影されたブラックホールはただの黒い円にしか見えないのだが、それでも深い深い意味がある。きっとここに世界の終わりがあるのだ。何億何万光年も先の、世界の終わり。行ってみたいなあ。