モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

寂しがりやと寂しがってるフリについて

oさんと車に乗っていて「なぜ、ライダーハウスをやっていたのか?」について話したことがある。

私はその理由を「寂しがりやだから」と言った。「ウソつけ」とoさんが答える。「本当の寂しがり屋は、冬の半年間、一人で生活なんてしない」と。

言いたいことはあったけど「あれ、そうなの?」と思ってしまった。思い当たるフシはいくつかある。

1.友達が少ない

友達付き合いが苦手で、積極的に友達を作ろうとしない。維持もしようと思わない。自然が一番。

2.積極的に話しかけようとしない

昔、ビールパーティーでひたすら文庫本を読んでいたことがある。不要なコミュニケーションはしない。ものすごく浮いていたと思う。

3.他人の成長に興味がない

夜勤で、相方が撃沈した。言われた時間になっても起こさなかった。それが優しさだと思った。それを知った先輩が「それはない」と言う。ちゃんと怒らないとわからない、と。

怒るのがめんどくさい。あれは、他人を成長させようとする、大変意義があり面倒くさい行為だ。ちゃんと怒ってくれる人を尊敬する、ついていく。が、自分で怒ることができない。

きっと私は、他人の成長に興味がないのだ。そのことに気づいて、愕然とした。なんて寂しいやつなのだと思った。

お金を使わないで、人間関係を構築することができないのだ。だから、ライダーハウスをやっていた。お客さんであれば、怒ることはしなくて良い。

他人なんて、自分には関係ないと思っていた。奪うだけ奪っていけばいい。商売は気の長い自殺だ。何を奪われても構わない。

だが、商売は終わり、再び組織に入ることになた。過去の自分のような、若くて未熟な人がいる。どうでもいい。どうせ、すぐにいなくなるのだ。だが、組織である以上、教育は責務だ。めんどくさい。

めんどくさくて、省略してしまった。罪悪感。仕事が終わって、いま酒を飲んでいる。言葉で叱ることが出来ない。だから文字で叱る。これを読んでいるかわからないけど、文字でのみ、私は人に意味を伝えることができる。えっと、マジでね。気合と根性を入れ直したほうが良いよ。それかチンコを削ぎ落とすべき。もしくは、子供部屋で一生オナニーしてなさい。すべての言い訳を封印して、体を削って働きなさい。あなた、体も頭も下の下なのよ。バカは体を貼るしか無いの。私のように。戦争に駆り出されないだけ、良い時代に生まれたと思いなさい。それが体感できないなら、旭川のホクチン記念館に行って、出征旗を見なさい。社会から「死ね」って言われないだけ、今はヌルゲーなの。私達のような欠陥人間がのらりくらりと生きていけるだけでありがたいの。夢とか希望とか以前なの。悲しいけど、それが現実なの。自由とか平等とか人権とかはね、ちゃんと社会に貢献できる人が得られるのよ。それがイヤなら、パプアニューギニアで狩猟生活を始めなければいけないの。

こんなひどいことを書いて、いま、すごく凹んでいるけど、できれば伝わらなければ良いなあって思ってるわ。私みたいにならないで。だって私は孤独なんてびっくりするぐらいへっちゃらで、将来の夢は苦しんで苦しんで苦しんで、やっと死ねるってことにありがたみを感じるぐらい苦しんで死ぬことなの。今日殺した虫の苦痛を知りたいの。昨日も明日も、一生分殺して食べて捨てた苦しみをすべて余すことなく受け入れて、発狂するぐらい苦しみたいの。だって、それがフェアじゃない?