ライダーハウス蜂の宿

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いい仕事をしたなと思う時

東洋経済新聞オンラインの村田らむさんの記事が面白いです。

たとえばコレ

toyokeizai.net

ゴミ屋敷の掃除ってきつそうです、webライターが高級な仕事に感じるくらい。

そこに「知らないうちに人を救っていた」というやりがいを感じてやり続ける社長。

でも「商売は金を稼いでなんぼ」というのが基本にあるといいます。

このバランス感覚、しびれます。

 

ライダーハウスなんてやっていると、どんどん商売の法則から遠ざかっていく気分になります。

「世間様に背を向けて、いったい俺はなにをやっているのか?」

という気分になるときもありますが、それでも続けているのはわけがあります。

それは別に人を救っているとかではありません。

「そのほうが面白いから」やっています。

できっこないといわれまくったことを、やりつづけること。そして誰にもどこにも似ていないものを作ること。それは純粋に面白いです。

理解されようなんてこれっぽっちも思ってません。むしろ理解されないように頑張っています。

8年やってそれはほぼ実現しました。

その中の一つに「カヤックガイド」があります。

ありえないぐらいの安値で、お客さんを選びまくり、半端ないリスクをしょい込むことでなしえた私の夢でした。

お客さんがひっくり返っているのが癒しでした。

命があってケガもないことがおもしろくてしょうがなかったのです。

ワハハと笑いました、無事なことって面白い。

そんなある日、男性3人をガイドすることになりました。

「3人はリスクがキツイ」といいましたが「そこを何とか」と引き受けてしまいました。

そして死体を発見しました。

死体は3人のうちの一人、カヤックを持ち込んでまでやってきた男性の奥さんでした。

すべての事情を聞いてなっとくします。自殺して川に飛び込んだらしいです。

消防をよんで、すべて片づけて夜、「好きだったんだ」とぼろぼろ泣くお客さん。

私は「いい仕事をしたんだ」と思いました。

少なくとも、私がいたから、彼女を発見する最初の人間がご主人と友達だった。

スラローム艇というトリッキーなカヤックを買ってまで、奥さんを探そうとしたご主人。それを「危ないからやめろ」といった友達。陸路で奥さんを探したときに発見した川ではしゃいでいる男(私)。

あの役目だけは、私だからできたのでしょう。

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