ライダーハウス蜂の宿

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旅の副産物を甘く見てはいけない

映画パーティクル・フィーバーを見ました。

膨大なお金と、数千人の物理学者と、20年の時間をかけてつくられたハドロン加速器のドキュメンタリーです。

その中で、経済学者が物理学者に質問しました。

「この実験の経済的メリットはなんですか?」

物理学者はフフッと笑いながら

「・・・わかりません」

と答えました。

 もちろん、この実験で生まれた副産物のことを知っているからこそのやり取りです。

副産物は大事です、旅でも副産物が大事であるといえます。

 

※※※

 

旅の副産物は、出会いだといえるでしょう。 後で振り返って見て印象に残っているのは、観光地でもグルメでもなく偶然出会った人であるというのはよくあることです。

今旅してる人のブログでも

japanround.blog.fc2.com

うんうん、読んでいてほっこりするような出会いにあってます。

出会いは偶然なのか必然なのかわかりませんが、すごい人はなんかすごいです。

私のよく読んでいるキケンジさんの例を出させていただきます。

一輪車でアイスランドを一周するより

アイスランドに上陸して、道端で寝ていたらオーロラが見えて「うわぁ・・」ってなってたらタクシーのドライバーに拾われたって話や

バイクギターTシャツ売りその1より

Tシャツ売りながらギターをひいてたら、自称革命家にであった話とか、

 

・・・すげぇ

 

と感じます。 ここまで来ると「副産物」って言葉じゃ弱い気がしてきます。

宿命とでもいいましょう。

 

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さて、何かが動けば、その過程で意図しないモノが生まれることがあります。 それが結構大事だと思うのです。  お金のために就職したら、思わぬスキルが身に付いたりするようにです。 我々はそれを意図して生み出すことは出来ません。 あくまで偶然の産物です。

旅をして人に出会うというのは、経験したこと無い人にとって「ありえないほど偶然」だったりします。 知らない人に突然話しかけられるということは、日常生活であまりないことです。

旅をする人はそれを意図して起こすことは出来ません。 「だれかに出会うために旅に出ます」ってのは説明してもわかってもらえない動機です。 偶然に頼りすぎています。 ですが、必ず起こることです。

つまり、旅の動機などわかってもらえないことがほとんどです。 しかし、その副産物はかけがえの無い思い出になります。

 

※※※

 

その思い出が人を作っていくのだと思います。 プログラミングされたものではない、予想外の副産物が大事なのです。 人間の幅を広げるといってもいいでしょう。

本当の価値は副産物にこそあるのです。 予定されたものにしか価値が無いのなら、いずれ行き詰ってしまうでしょう。 ハドロン加速器で収集したデータを処理するために、セルンは世界中のPCをつなげてwwwを作りました。 副産物を甘く見てはいけないのです。

World Wide Web - Wikipedia

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