モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

楽あれば苦あり、苦あれば楽あり

縦走に失敗したと思ったら、熊を見ることが出来たり、いい写真をたくさん撮れたと思ったら、カメラが壊れてしまったり、楽あれば苦ありって言葉の意味を痛感してるよ!今日も元気にエロい文章を書きなぐっていたんだけど、どーも調子がでない。こんな時はとっとと図書館にでもいって、ブーストを掛けるべき!しかし、図書館に行く元気も湧かなかったら?これって、あとから気づいたんだけど、低気圧とか関係してるよね。ってことで、だらーっと読書とかしてました。

「天才」石原慎太郎著を読んだ

田中角栄という政治家を、石原慎太郎が書いたってことでベストセラーになった本。日本列島改造計画は、先見性のある政治家にしかできないよねー。ただね、この本のすごい所って「石原慎太郎田中角栄を書いた!」ってことだけに尽きると思う。2人にあまり興味がなかったので、響きませんでした。

響くのは興味のあるジャンル。例えば、これ

90年代のプロ野球をベースにして、桑田が親友の清原を何とか悪の道から遠ざけるって話らしいんだけど、すっごく読んでみたい。何度も挑戦するんだけど、ドラフトで阪神に行っちゃったりして、同じライオンズに入団する世界線になんとかたどり着くんだってさ。

「何とか出版できない?」ってリンク先の編集者が当たってみるんだけど「ダメでした」ってやっぱりね。権利関係で揉めるのは間違いないものねー

苦あれば楽あり

気に入ったカメラが壊れて、低気圧で頭が痛くて仕事もままならない。そこにやってきたのは大家さんで「どうしたんですか?」って聞いたら「家賃半額でいいよ!」ってさ。土地を購入する意思を見せたし、無職にはきついだろうというご配慮でした。いやいや、今の月3万でも感謝の極みなのにさらにですか。こりゃ、鉄の意志でとっとと金をためて、大家さんが背負っているものを軽くしてもらいたいものね。空き家問題とか、大変だものなあ・・・・

ハルオサンのこの漫画も、そこらへんリアルで面白かった。解体って大変よね。例えば、今いるこの電車だって、壊すっていくらかかるの?100万以上のカネがいるんじゃないかしら?私が作ったバラックは手作業で解体できるとして、ライダーハウスはトタン屋根とかあるから、重機が必要よね。まあ、しばらくは壊さないけどね。

不動産ってそこらへん、大変よね。持ってればいいってわけじゃなくて、誰かがいないと傷ついていくのよ。特に北海道とか雪がすごいから、古い家は雪の重みに耐えきれないでつぶれちゃうの。そこらの苦痛を全部引き受けて、ゆっくりと死んでいきたいなあ・・って思うわ。それだけ、苦痛を受け入れたら、きっと楽もやってくるんじゃないかしら。

財産なんていらないし、土地も建物もいらなけど、それを持て余して困ってる人を助けたいのね。それに、でかくて立派な家を見るたびに「なんか寂しそう」って思うの私だけ?すかすかの、スキだらけで、誰からもバカにされちゃうような建物が好きなのよ。コンクリで出来たホテル。機能的で合理的な建造物。太陽光だけを取り入れた窓。虫も入ってこれない気密性。エアコンと床暖。24時間入れる大きなお風呂。でかいキッチン。子供部屋。そんなのはいらないの。ぼろくて処理に困っている廃屋を自分で改造するぐらいでちょうどいいのよ。