モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

旅人が素通りしてく寂しさに

ライダーハウスが閉鎖して、来月から工場で働くこともできそうで、しかもありがたいことに「ウチでライダーハウス的なことやってみない?」というお話もちらほらいただいてます。

ここを追い出されたら、間違いなく飛びついていたのですが、きっと今のターンは金を貯めること。ここを買って、大家さんの荷物を軽くしてあげることだとおもうのね。

だから泣く泣くお断りして(本当に心がゆらぎました)気合を入れて働きまくるのは、まったくもって問題ないのです。むしろ、頑張っちゃうぞ!俺!!みたいな気持ち。40超えても仕事があるって最高!

家賃も半額になり、キャッシュ・フローが健全化されれば、すべての問題はクリアになるってのが、この世のルールみたいになってるけど、間違ってるようです。金の問題がクリアになったところで、それはそれ、人間は死ぬまで働くべき生き物であり、労働こそが人間を獣から遠ざけてくれます。ただ、寂しい。

寂しさと正しさとお笑いと

6月も終わりになり、美瑛町にも旅人らしき自転車やバイクを見かけるのですが、ライダーハウスは閉鎖になってるから、お会いすることができない。それが苦しい。この苦しさは金じゃない。寂しさは金で埋めることができない。

日本一周とか、北海道旅行とかの流れから、自分がはじき出されたことを実感している。仕方ないんだ、だって消防法に違反してるから。わかってんだ。今が、正しい。閉鎖が正義なのだ。

だから今、悪いことがしたい。ライダーハウスの敷地400坪を買い取って、すべてぶっ壊して美しい芝生にして、その中心にでっかいペニスの像を立てたい。天空に向かって突き上げて、あたらしい美瑛町の名物にしたい。それはきっと法律に違反しないはずだ。正しい行為だ。消防法にも違反しないだろう。そして、心の底から笑い転げると思う。