いま、実家に戻り、親の手伝いなどをしています。
10年前に出た郷里は人口3万人いないぐらいの田舎町です。 それでも私のいない間に新しいコンビニとか、介護施設とかが建てられています。 どんなに死んでいるように見えても、経済活動というのはしっかり地脈のように流れているんだなあと思いました。
たぶん苦しかった高校時代や、郵便局員時代をすごしたらそう見えるのでしょう。 いまだ故郷の景色は灰色です。 今日は小雨が降っていたので、イメージのままの景色でした。
「パンを買っていこう」となったので、私のいない間にできていたパン屋に入りました。 9年ぐらいが経過しているパン屋はそれなりにこなれていて、それが良い味わいを醸し出していました。 このパン屋にとって、この土地、この環境はどうだったのでしょうか? きっと苦しいことや楽しいことがあったのでしょう。
そう思えるのは、もちろん9年間も店舗を維持しているからです。 私もライダーハウスと居酒屋を8年ほどやりましたが、苦しいことばかりではありませんでした。
もちろん苦しいことはいっぱいあるのですが、我慢できるのです。 それはお金があるから、間違いありません。 お金に執着があるほうではないですが、苦しさの特効薬の一つにお金があるのは確かだと思います。
自分でやりたいことをやり、それで稼ぐということはどんな苦しさも散らす効果があります。 だからもし、やりたいことや夢を抱えて苦しんでいるなら「商品化」をするべきであると私は言いたい。 100円でもいいからそれでお金を稼ぐこと、それによって苦しみから救われることが結構あって、それを広げた先に未来があるのです。
やりたいことがない人にもおすすめです。 いまやネットで金を稼ぐなんて誰でもやっていることであり、本業の片手間にできることです。 それによって稼いだお金には、金額以上の価値があるんです。
ようするに、苦しいのなら金を稼げという話。
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