モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

ライダーハウス蜂の宿管理人のノザワです

 今日から5時起きで仕事を始めることにしました。 実家に帰ることで生活のためのコストを減らすことができて、よりライティングに時間をさけるようになったのはありがたいです。 寄生? いえいえ、一応運転手とか皿洗いの仕事をさせてもらってます、といってもガキの使いレベルのことなので、これからもっと親孝行の幅を広げていきたいです。 ・・ADSLつなげちゃったし・・ 

 今日は「くやしかったこと」について書こうと思います。 というのも息抜きで旅人ブログをよく読ませていただいているのですが、今年縁があった「にんじんマン」のブログにこんな記述があったのです。 「殴りたいほどに腹が立つ」 詳しくは彼のブログを読んでいただきたいのですが、「くやしい」と拳をかためているにんじんの姿が伝わってきました。 「くやしい」という気持ち。 よくわかります。 男はくやしさを糧に成長するものです、一生くやしさに出くわさなかった男はまだ割礼前のボーイといっていいでしょう。 バンジーをしろ。 像を殺す旅に出るのだ※。 そんな「くやしさ」について

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 私は去年の12月からライターとして活動を始めました。 朝5時に起きて7時半までライティング、それからたまねぎ工場までいって18時までアルバイト、そして帰ってきて22時くらいまでまた書きます。 かなりの情熱をぶつけました。 そんな生活を3月まで続けてみると、アルバイトがもったいなくなってきました「やりたいことがあって、かつお金になるのに、なぜたまねぎにまみれなくてはいけないのだ?」と。 それはもちろん金のためです。 ライティングで時給900円以上稼ぐことは、かなりの敏腕といっていいでしょう、アルバイト以上の収益をあげることができないからやっているんです。 ただ、バイトはバイトです。 現状維持を続けるぐらいなら、思い切って飛び出してみようと思いました。 バンジーをしろ。 地面に激突してもかまわない。 

 そんなわけでバイトを辞め、4月はみっちりとライティングに充てることができました。 ライダーハウスと居酒屋の準備をぼちぼちと進めつつ、それ以外はPCに張り付く毎日です。 そんなある日のことです。 「ドローンについて書いてくれる人募集」 という案件があったので飛びつきました。 ドローン大好きっこの私は、この案件に情熱を傾けることにします。 「ドローンのすべてを知りたい」 そんな気持ちで情報をインプットして、文章をアウトプットします。 ただ、あまりに情熱を傾けすぎることには、一つの問題があります。 それは今でも解決できていません。 きっと敏腕ライターでも苦手な人がいるでしょう。 その問題とは「推敲」です。

 文章を書きあげるには、ある程度の熱量が必要です。 ですが「推敲」をしない文章というのは、どんな作家やライターでも荒々しいものです。 読者に読んでもらう文章にするには、冷静な目で「推敲」することが不可欠と言えます。 私はそれが苦手です。 自分の書いた文章というのは、自分自身といっていいでしょう。 例えるなら「あ、この親指いらないから切ろう」となっても、なかなかできないでしょう。 熱量をかけすぎた文章というのは、なかなか推敲しにくく、いらない分をカットしたり、変形させたりしにくいのです。 そんな文章を提出してたら、来るべき時が来ました。 「もういいです」。 私自身がカットされました。

 カットされた日から、私の文章修行の旅が始まりました。 手に届く文章力についての書籍を読み漁り、読み捨て、読み込みました。 これが食事だったら胃が爆発していたでしょうが、脳のキャパシティーというのは突然広がることがあります。 そのきっかけは「くやしさ」です。 「くやしい」という心のマグマが「もっと、もっと、もっと」と文章力についての情報をほしがるのです。 これがスタート地点でした。 ライターというのは名乗ればその日からなれる職業ですが、私がライターになったのは「ライターとして駄目だ」と言われた時点からです。 

 断言しましょう、男が男になるのには「くやしさ」を通過する必要があります。 極論を言うのなら「くやしさを通過してないおっさんはボーイ」なのです。 なぜ「くやしい」のか? それは本気だからです。 「いままでくやしいことがなかった」というのは、斜に構えたもやし野郎です、人の言うことばかり聞くだけの半端ものであり、目先の快楽しか興味がない快楽主義者であるといえます。 年功序列と基本的生存権に甘えた贅肉の塊。 心の贅肉に気づかない精神的メタボリックのおくされ。 バンジーをしろ。 像を殺す旅に出るのだ※。

※アフリカのある部族で「槍を持って、像を1匹殺すことで大人になる」という通過儀礼があります。

 で、今日の文章力修行で「リズム」を考えてみました。 「短い文を挟むことでリズムが生まれる」と文章力の本に書いてあったので「長、短、長、短、チョウ、タターン」って感じで書いてみました。 リズム!