ビットコインについて勉強しています。
「投資」が目的ではなく、ライティングの種になると思ったからです。
(ビットコインや仮想通貨を取り扱うサイトのライターにも手を上げました。 これは落選するかもしれませんが、そうなったら自分で勉強したことをブログに書くつもりです。)
ビットコインが広まったのは「ブロックチェイン」と呼ばれる技術が革新的だったからです。 ブロックチェインにより、ビットコインの取引の安全性は確保され、多くのユーザーの信頼を獲得することができました。
ただ、そのブロックチェインは完璧ではありません。
近い将来、とある新技術によって破たんすると言われています。
そのあたりがとても面白かったので、書いてみようと思いました。
ブロックチェインとはなにか
現在、ビットコインが世界的に広まったのは「ブロックチェイン」という安全管理システムが評価されたからでしょう。
もし、悪意のあるものがビットコインを奪おうとしても、ビットコインのシステムは参加しているPCなどの演算能力の過半数を上回らなくてはいけないのです。
現在、ビットコインを発行(発掘)するために、中国などでは「建物1つを、並列でつないだPCにする」ようなことをしています。
それらの演算能力を上回り、過半数を取るということはほぼ不可能です。 よってビットコインの安全性は信用されているのです。
ビットコインは通貨と違い、システムが自動的に発行しています。 そのため、多くの参加者が奪い合いインフレを起こしています。 国家が発行する通貨ではその発行量をコントロールできるので、そのようなインフレは起きにくいです。
その代わり、税金や手数料などは格安にできます。 政治的な混乱にも強いです。 なのでイスラム国や北朝鮮などがビットコインのユーザーになっていると言われています。
NHKの特集では「結局お金とは『共同幻想』である」と言っていました。 みんなが「これは価値がある」と認めるのなら、それはお金になるのです。
ビットコインの可能性はそれまでの通貨を上回るものでした。 国家の枠組みを超えた力を持っているのです。 それは人類史に残る発明になるかもしれません。
新しくて強いものが、古いものを席巻することはよくあることです。 弓矢の代わりに銃を、馬の代わりにエンジンを、そして通貨の代わりに仮想通貨を。
そんな歴史が移り変わる時代を見ることができるのかな?と思っていたら、どうもそうではないようです。
ビットコインはおそらく、さらに新しくて強いものによって価値を失うでしょう。
量子コンピューターがビットコインを殺す
こんな記事を読みました。
数年後の未来、おそらく誕生するであろうと言われている「量子コンピューター」によって、ビットコインなどの仮想通貨は脅威にさらされるだろう。 という内容です。
すなわち、ビットコインの安全性の根幹である「ブロックチェイン」は「演算力の多数決」でどちらが信頼できるかを決定します。
一人の悪い人がいたとして、1000人と相撲をとって勝てるでしょうか? とても無理な話です。
でもその一人が機関銃をもっていたら話は変わるでしょう。 量子コンピューターの演算能力はそれほどすごいものなのです。
もし量子コンピューターを使って、ビットコインを奪おうとすればそれは可能な話です。 新しくて強いものは、より新しくて強いものに負けるのです。
新しくて強いものに怯えることはない
郵便局で配達をしていたとき、ホリエモンがでてきて「1日200通メールを読む」とかで話題になってました。 メールの登場で私たち末端は「いずれ仕事が無くなるかも」と怯えていましたが、Amazonなどの登場で逆に忙しくなってます。
ライダーハウスをやる時も「もう、やれたもんじゃない」という話をよく聞きましたが、たぶんそれは古い考えです。
ネットやスマホの登場で、社会のカタチがぐるぐる変わっている現在です。 新しいものは常に登場し、発展して、消えていくのでしょう。 それによって今いる立場が揺るいだり、逆に安定したりするのは仕方のないことです。
恐ろしいのは新しくて強いものではありません。 安定に腐り、思考停止してしまうことです。 なので私は仮想通貨ビットコインについて勉強してみました。 三菱UFJ銀行も仮想通貨を作ったことだし、まだこれからさらに「新しくて」「強いもの」が誕生すると思います。
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