現在ライダーハウスには10名たらずの旅人がいて、うち7人はバイトに行っています。
今日来た旅人も「昨日シャケバイが終わりました」ということで、この時期までいる人はバイトで仕方なくいる人が多いです。
そんな彼らなので、各地のアルバイトにはとても詳しく「南大東島でバイトしてました」ということです。
「いいなあ、南大東島に一度は行ってみたいんだよね」というと
「すごいところですよ」と語ってくれた話がとても面白かったという記事です。
場所がすごい
南大東島は沖縄の東、船で18時間かかる場所にあります。
「しょっちゅう海が荒れて、孤島になります」
「やばいときは自衛隊のヘリがやってきます」
たしかに地図を見ると、八重山から鹿児島に至る線にのっていないです。
ってさすがにそんなひょっこりひょうたん島のようなことはないでしょ・・・
地形とかがやばい
南大東島はサンゴが隆起してできたので、砂浜がありません。
なので海水浴などは簡単にできないのです。
周りが海に囲まれている島で、海に触れ合えないのはきっついですね。
「2km沖にいくだけで、水深1000mになります」
ってすごい環境です。
「釣りをしたら、投げてるのに船で釣るような大物が来ます」
ああ、それは楽しいかも。 でも海に入れないのはさみしいなあ。
「子供用のプールはあるんですが・・・」
ファイル:南大東島 (64).JPG - Wikipediaより
「満潮になると、普通に海と変わりません。 そしてサメがやってくるんです」
「だから子供だけでプールにいけなんですよ」
・・・・なんてプール
バイトは金がたまるがストリートビューを見ただけで心が荒れる
そんな南大東島には、巨大きび工場があって、シーズン中はバイトを募集しているらしいです。
なかなか割のいいバイトらしく、冬の間で3桁万円は行くとのこと。
ただ、あそびたい盛りの若者には結構きついものがあるとのことです。
「一緒に働いていた外国の人と『ここはやばいよね』ってよく言ってました」
その意味はストリートビューをのぞいてみるとわかります。
南大東島 観光スポット 日の丸山展望台・旧空港跡地 - 南大東島 | トラベル - [ありの木]より
こんな道がずーーーーーーっと続いているのです。
高い山がなく、平坦な道です。
・・・これは、きっついなあ。
山とか川とか海って、実はかなり精神的なよりどころになっていると思います。 いつもあるから、それに気づかないだけなんじゃないでしょうか。
あこがれていた南大東島でしたが、彼の話を聞くと「まあ、行かなくてもいいか」と思えるようになりました。
そんなかれに「北海道の郵便局は、冬の間配達バイト(冬増)を募集しているよ。
というと
「え!それやってみたい!」
と目を輝かせていました。
すべてが純白になるあの時期でさえ、南大東に比べればバリエーションにとんだ緩い環境なのでしょう。 もしくは彼がただエクストリームな環境が好きなだけかもしれませんが。