モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

結婚記念日とスノボ

結婚記念日だったので、ヨメと旭岳のホテルに行く。1年ぶり2回目。夜勤明けに少し寝て、東川でランチした。

restaurant-48785.business.site

ポルチーニ茸と自家製ベーコンのリゾット

ティラミス

そして旭岳ベアモンテ

部屋もいいが、なにより飯がうまうま。おなかがはちきれそうだった。ワインもよい。

 

結構酔っ払ったが、なかなか寝付けない。昼寝を2回もしたし、夜勤明けでリズムが変だ。しかたないから起きて、小説について考えた。いろいろキーワードを起こしてつなげる、すると「獣化した吉川ひなのを止められるのはキミだけだ」とサイコパスの数学者と協力してなんとかする話を考え付いた。睡眠はとても大切。

 

次の日は快晴。山を下りて、旭川のワークマンでいろいろ買い物。ついでにジュンク堂に行きクオカードで東大王の鶴崎の数学本や物語の書き方的な本を購入する。美瑛に戻ってきても時間があったので、この前購入したこいつを取り出した。

3万円のスノボ3点セット。

車に積み込んで町民スキー場まで行く。5分で到着するうえ、無料。さあ、20年ぶりにやってみよう。筋肉のシナプスをとりもどせ!!

・・・・・・ってやっぱキツイっす。背中側にターンすることができない。ロープリフトにもなんとか乗れるレベル。ひゃっほいと滑る小学生軍団を参考にしながら、スマホで「スノボ ターン」とか調べる。なるほど。できん。

まったくできないが、この冬に汗だくで遊べるのがいい。これはよい遊び場を見つけたぞと笑った。

 

吉川ひなのの壮絶な家庭環境とカレー

旭川空港のあたりから美瑛に帰るとき、やや遠回りしたところに「こんなところにカレー屋が?」と畑の真ん中にポツネンとのぼりがたっている。すかさずネットで調べる。いってみたいリストに保存して、そのまま忘れる。だいたいはそのまま行かずに店が消えていたりするが、今回は違った。TVで30日間その街に住んでみるって企画があり、それに登場していたのだ。「あ!あのカレー屋だ!」となり、1人じゃあ行きにくいから嫁を誘ってオープンと同時に突撃してみた。

maps.app.goo.gl

中に入ってみると、とてもいい雰囲気で、おちつく。2Fに上がらせてもらい、きれいな景色に驚いた。へえ、ここってこんなきれいな場所だったんだ。

 

カレーを待つ間、おいてあった本を手に取る。吉川ひなののエッセイ。

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最初の5ページでひきつけられる。お姫様だった私、わたしじゃないわたし、お金を稼いでいるらしいけど全部両親にもってかれる私、仕事にいけなくなってしまった私、ひなのの稼ぎで豪邸に住んでいた私・・・・・いろいろあって、ハワイに住み始めるまでのひなのの人生のダイジェストがとても面白かった。

 

カレーが来る。本格的。ほんと驚く。想像をぶっちぎってくるカレー。食べ終わるごろにはスパイスが体に効いてくるのがわかる。いい店だった。

 

それから旭川に行く。スノーボードが欲しいのだ。なんか職場の若者に「やりませんか?」と言われ、超気軽に「やろう!」と返事した。レンタルでいいやって思ってたら、レンタル4000円ぐらいする。たけー。せっかくちょっとやるきになっているのだから、もっと気軽に行けるようになりたい。買っちまったほうがいいのさ。せっかく北海道の内陸部に住んでいるのだ。そんなところに住んでいるくせに、ダイビングのライセンスをとって沖縄に行って潜ったりしていたじゃないか。「え!沖縄でもスキューバやらない人がいるの?もったいねー」とか思っていたではないか。逆になったな。せっかくこんなところにいるんだから20年ぶりに片足突っ込んでみよう。

・・・が、高かった。そっかー、そりゃあするよなあ。リサイクルショップに移動し探すも、中古もビミョーに高いか、わけわかんないモノばかり。やめだやめ。ちょうど目の前に男山酒造があるから、酒を買って帰ろう。

 

うっま!精米歩合55%の生原酒。よっぱらった頭でネットでスノボを探す。

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32000円。これで3点セット。ポチる。レンタル5回分と考えればいい。こうして、強引に新しいことを始めるのが好きだ。

回復した精神とやりたいこと

試験勉強で泥沼状態だった精神が回復してきている。

やはり人間、・・・をしなければならない、という状態が続くのは良くない。今回は試験勉強。なにをするにしても、試験勉強をしていないと、なんだかだらけている、悪いことをしている気持ちになっていた。

心を回復させたい、その答えはシンプル。やりたいことをやればいい、その「やりたいこと」をキャッチするのはとても難しくなってきているのだ。

甘く見てはいけない、あんなにあったやりたいことは、今ではフナ釣りのアタリのように繊細で微弱だ。「やりたいことがありすぎで、人生がたらん」と思っていたのに、心の状態によって人は変わる。

自分を甘やかそう。いま、何がやりたいんだ?ほら、金なら好きなだけ使っていい。

 

・・・

 

・・・・ブックオフ・・・

 

そうか!ブックオフにいきたいのか!よしよーし。というわけでブックオフに行き、買ってしまったのがこの本。

www.seidosha.co.jp

何だこの本・・・・

 

***

 

ハイハイー!じゃあ軽ーく説明しちゃうyo!現代殺人百科のトップバッター!それはキミ!ボストンの絞殺魔ことアルバート・デサルボくん!異常性欲者で、嫁に1日4回も5回も求めちゃうミスターティンポマンはSODの男優にでもなればよかったのだけど、はずかしかったのかな?フツーのサラリーマンとして生活し、嫁と子供と愛のある家庭を築くんだよne!女性を絞殺したあと、家に帰って、食卓を囲んでる。

100000000000000000000000000000000000000歩譲って、そこで性的快楽とか、どうしようもない殺人欲求とかに苦しめられているなら、理解はできるさ。でもデサルボくんは「なんでこんなことをしてるんだろう・・?」と自分の行動に????と理解ができない様子!

コエーよ!

普通かよ!!!

頼むから異常であってくれよ!

つーことでおなか一杯。こんなのがこれから100人も出てくる本でした。

 

 

 

**

休み、仕事、休みという24時間シフトワーカーっぽいまったりとした日で、仕事は移動の話がチラホラと流れている。まあ、クビにならなきゃなんでもいいし、なんならクビになっても別に構わないので興味が無い。

興味があるのは冬山のコンディションで、明日はギリギリ行けそうだけど、ソリとかサングラスとかポールとかアイゼンを購入しないと行けないし、買い物がダルい。

まあ、いいや。それらを買う日にしようとまったりと酒を飲んでいたらまさかの10時起きで、うわーなんもする気が起きない。

じゃじゃ、せめてドローンのチェックだけでもしておこうと、久しぶりにドローンのデータをPCに移して、動画を作りましたとさ。

youtu.be

 

放火と新人:札幌地裁のショーで得た刺激

せっかくの連休だったので札幌に行くことにした。やるべきことはなにもない。やりたいことは山に行くことだったが、でっかい低気圧がやってきているので無理。あとは読書か小説でも書くぐらいだが、連休をまるまる使ってやるべきことでもないだろう。

それにたぶん、俺には移動が必要だ。

日常を客観視できるぐらいの距離をとらなければならない。そうして初めて命の使い方を考えることができる。ならば札幌に行って、無理にでも刺激を探してこよう。

刺激=裁判傍聴

という図式になってしまっているのもアレだけど、札幌地裁に行ってきた。はるばるJRを乗り継いで、午前中にはつくことができた。

放火

人生に絶望した若者が、自宅を燃やしてしまった事件。がんばれよ。

強要、殺人未遂

キレた男が女を包丁で切りつけた事件。被害者女性の証人喚問から始まり(なんて悪い男なんだ・・・)と第一印象。次に被告人質問が始まると(なんてヒドイ女なんだ・・・)と第二印象。検察による被告人質問になると(やっぱり男がダメなんじゃないか・・・)と第三印象。裁判員の判断はどっちなんだろう。

16時前に地裁を出て、カプセルホテルにチェックインし、すすきのをぶらぶらする。別にメシなどどこでもいいし、チェーンの焼き鳥屋でも入ろうか・・・となってしまうところを「いかん!刺激を!!」と入ったことのない個人店に入ってみる。ビール2杯、焼き鳥いろいろ、餃子と焼きおにぎりとおでんを食べる。ああ、うまいなあ。ふつうにビールがうまいのはちゃんとサーバーがメンテナンスされてるからだし、焼き鳥はカリジュワで今まで食った中でも一番のうまさ。おでんも染み染みになっていてとても美味しかった。焼きおにぎりはアレだった。餃子は俺のほうがうまいという自信がある。このあたりの料理の味の凸凹がとても面白かった。個性があっていい。

18:30になり、迷っていた店に行くことにする。予約をして、マックで時間つぶし。ニッカの看板をバックに記念写真を撮る観光客を見ていたら20時になったので店に行ってみた。

「いらっしゃいませ」と黒服に案内される。田舎者の貧乏人である俺にとって、とても新鮮な接客だ。高い店、ではないはずだ。なんてったって、ニューハーフのショーパブなのだから。

ショーが始まるまでの1時間。2人のフロアーさんとお話しした。ドキドキする。だってニューハーフの人なんだぜ!

・・

・・・

1人目のコに股間のブツについて聞いたり、いつから心がどうだったか?なんてしつれいじゃないかな?と遠慮しながら聞いた。「なんでも聞いていいよー」と優しい対応だった。前は居酒屋とかラーメン屋で働いていたらしい。おお、俺も居酒屋やってたよ。えー。たいへんだよねえ。でも、いまはショーのレッスンがあるから寝られないんですー。なるほど。

もう1人。ベテランのフロアスタッフと話す。キレーな感じ。そうゆうと「お金がかかってますからww」と明るい。俺もガンガン楽しく話・・・できなかった。実は予算的にカツカツで、あんまりガブガブ酒が飲めないのだ。それに1人だしね。明らかに場違い。「でもキレーな人一杯いるし、男も女も関係ないですねー」というと。「でしょー」と笑って、横を歩く超ビューティフルなスタッフのミニスカワンピのケツをまくり上げ「このケツとか!」とピシャーンと叩くのだ。白く美しいその下半身(男)のケツが揺れるのを俺は見た。なんか信じられなかった。それはとっても価値のある美しいものだと思ったからだ。ただの男のケツなのだが、ルネッサンス時代だったら巨匠に油絵で描かれているだろう。その芸術的下半身が、目の前でアフリカの打楽器みたいに叩かれていた。そしてノーリアクションだった。はえー。日常?

このケツドラムでここに来た価値はあった。連休を使って札幌に来た意味があったと感じた。

ショーが始まる。さっきのフロアスタッフの言っていたことがわかる。ステージとは、残酷な場所だ。鍛錬やセンスがばっちりと出てしまうのだ。ただのスピンでもベテランと新人はまるで違う。ベテランはやわらかく、そして強い。軸があり、表現がある。新人ちゃんのは決められた動きをしているだけだ。がんばれ、新人。

1時間ほどのショーを楽しんで、会計をした。1万円以下だったので安心。

 

よい刺激だった。

あのケツドラムを胸に今年も生きて行こう。ホテルに帰って、風呂に入り、口腔、鼻腔を徹底的に洗う。そして温泉とサウナで死ぬほどあったまる。今年一番の寒気に負けないように、速攻で寝た。

上下に人がいない2次元的カプセルホテルだったので、とてもよい眠りだった。ベッドも上質、普通のホテルよりも良い。起床して、広く機能的なワーキングスペースで読書をしながら、今これを書いている。