モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

車に積んでいた鎌とノコが原因で銃刀法違反により起訴されてた人に無罪判決がでた

鎌やのこぎりが車に…銃刀法違反事件 72歳の男性に無罪判決 「草刈りなどで使った」 旭川地裁(HBCニュース) - Yahoo!ニュース

以前傍聴していたこの裁判。よかった、無罪になったんだ・・・と。

草刈りや木材を切るために鎌やのこぎりを車に積んでおり、捕まったのは閉鎖中の施設の駐車場だったはず。そこに警ら中のパトカーがやってきて「目をそらせた」という理由から職質。車から刃を新聞紙でガードした鎌やノコが出てきて逮捕となったはず。

「注意とかでなんとかならんのか?」とごもっともな意見もでていたけど、なんで起訴までいったんだっけな?被告はべつに暴れることも逃げることもなく、署まで同行したはず。逮捕した警察官の証言も傍聴したけど、別に違和感はなかった。「ケーサツってこうゆうしごとだよね」としみじみ思った。きっとノルマがあったんだろう。

だから起訴したのは検察がなんか見つけたのかな?一応刃渡り6cm以上だし、しょんべん刑でも出るのかな?と思っていた。ら、無罪。旭川地裁はさとう裁判官がいなくなって、社会感覚のあるこんな無罪判決は出ないと思っていたらでました。ひゅー!やるー!みさわ裁判官。

 

一つ一つ

ライター仕事で怒涛の修正がきた。

しばらくメンタルが復活するまで作業ができなくなり、日数が必要だった。

いいこともある。本業の介護の方もいろいろあったが、泥沼のメンタルのお陰でどうでもよかった。

そして泥沼に漬かりきってしまえば、あとはやるしかない。ブラック化した案件からどうやって逃げ出すか考えながら、とりあえずこれはやるしかないのだ。

とりあえず、1つの修正を片付けた。30分もかからなかった。やりながら次のやるべき修正箇所があったので、ついでに片付けた。

疲れたからゲームをした。ジャッジアイズクリア。ストーリーが良かった。そしてセール中だったブラッドボーンを購入。ダウンロードしているあいだに小説を読む。

次の日にまた修正箇所に取り掛かった。修正依頼が来たときはへこんだけれど、たしかに、これは自分が悪い。そしてやってしまえば5分と掛からない修正だった。

あと、10分もあればすべての修正箇所をクリアできる。一つ一つやっていくしかない。その苦しみの第一歩をいかに踏み出すかが泥沼を脱出する唯一の道なのだと思った。

これが俺の最前線だ

夜勤だった。

仕事には慣れてしまった。人間関係もすばらしい。何も不自由なく働かせてもらっている。そして働きながら思うのは、もう一つの仕事だ。

ウェブライターをしている。日本語が書ければ誰だって出来るし、ネットがつながればどこでもできる仕事。なのでたたき合いになる。安さのたたき合い。だから何年も前から専門性を身に着けるためにいろいろ模索してきた。専門性?

介護の仕事をしながら専門性について考える。普通に考えれば、俺はいま介護の専門家のはずなのだけれど、まったくそんな気がしない。なぜだろう。たぶん、介護職なんていっぱいいるからだろう。

それはウェブライターにも同じことが言えるのだし、むしろ吐いて捨てるほどいるのだけれど、やっぱり特殊な仕事だと思う。稼げないし、時間がかかるし、苦しいし、やってられない。金の稼ぎ方としては下の下。グーグル先生の指先ひとつで消滅するような安定性。なぜ、やっているのだろうか。

証人欲求だろうか。

たとえわずかでも金が欲しいのだろうか。

ヒマだからだろうか。

うーんと考えて辿り着いたのは「面白いから」ということだった。あ、俺はこの仕事が面白いからやっているんだ。仕事の取り方が面白い。組み立てるのも面白い。クライアントとのチャットが面白い。突き詰めて、練り上げるのが面白い。ここには他の仕事にはない面白さがある。

今までやってきた仕事。保険屋、郵便配達、飲食、工場、ライダーハウス、介護、それぞれ面白かったけど、ウェブライターほど苦しく、面白いのはない。ここに来るために歩いてきたし、ここから先に歩くために苦しんでいる。ここが俺の最前線なのだと納得した時、心がすっと落ち着いた。

心が震えれ

ネトフリでニルマル・プルジャを見た。

ニルマル・プルジャ:8,000m級 14峰 世界最速登頂記録更新!| 登山 | レッドブル (redbull.com)

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原題が14peaks、8000M峰14座を7か月で上るプロジェクトのドキュメンタリー。

K2の話がとても好き。死んだら「やっぱりな」ってなるんだろうけどね。

 

そして「The River Runner」

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これもドキュメンタリー。こんな大瀑布につっこむなんて、どうかしてるぜ!

 

冒険家とはすごいものだ。「心を強く持たねば」と思わせてくれるから。