モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

ソニーのサウンドバーHT-X8500でいろいろはかどった

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超すっきりした

 

それまで使っていたのはハードオフで購入したヤマハのスピーカーにアンプを繋げてテレビのヘッドフォンジャックから引っ張ってきたのを差すというもの。

パソコン、HDD

テレビ

アンプ

スピーカー(ウーファーと左右)

 

それぞれに電源コードが伸びており、使うたびに電源を入れたりしなければいけない。アンプとスピーカーはめんどくさくなって入れっぱなしだった。電気代・・

場所もとるし、コードはからむし、タコ足配線にタコ足を付けるデンジャーゾーン。そんなわけで新しいすっきりとしたスピーカーが欲しくなってこれを購入した。

全長93cmの長い棒。それがこいつだ!ソニーサウンドバーHT-X8500!!

長すぎて32インチのテレビには釣り合ってないぜ!

そもそもテレビ台からはみ出している!

コンパクトを求めて購入したのに!バカバカ!俺のおバカさん!

でもね、超スッキリした。

パソコン、HDD

テレビ

HT-X8500

電源は自動的に入るおりこうさん。HDMIのARC対応端子に差し込むことで、テレビからの音声出力を拾ってくれるのが実に嬉しかった。勇み足でパソコンから光ケーブルを伸ばすケーブルを買う所だったのだ。

電源はいりっぱなしの箱がなくなり、もじゃもじゃしたケーブルも無くなった。ブルートゥース接続に対応しているのも最高である。これを書いている今、出勤前の1時間、読書、スマホからさくっと音を取り出してかけることが出来る。これはイヤホン以上の気軽さだ。

音質は明らかに良くなった。そもそもが劣化しまくった音源を拡大したようなシステムだったからこれは当然。ただ、良くなったので音源の差が分かるようになってしまった。宝塚でもCSで飛んできたやつとブルーレイでは差がありすぎて冷める。贅沢になったのだ。

低音が効きすぎるのも特徴かもしれない。ここらへんは時間の経過といい感じのセッティングが必要かも。普段のテレビとかではニュースモードにしておけば問題ない。クリアに声が聞こえる。細かな設定はできないので、アンプでつまみをいじくりまくる人には不向き。

良い買い物をした。こだわる方ではないけれど、シンプルにいいスピーカーが欲しい人向けの商品だと思う。長いから家に暴漢がおそってきたときにも使える。夫婦喧嘩の時は奪い合いになるからポジション取りが重要だ。レベル24の神官になったときに覚える悪霊退散!「テトリス」 の時も。ストーカー認定されて裁判所から「93㎝以内に近寄らない」命令が出されたときも使えるスピーカーなのだ。

日記

「ボーナスをもらったら旅行に使おう!」とがんばってきたが、そんな感じではなくなった。旭川自衛隊の緊急出動を要請するような事態になり、コロナで家にこもるか、スノーシュー無人の雪原に歩み出すか、そんな2択。

それでいてお金はちゃんと振り込まれる。会社ってすごい。お金を稼いでいないのにお金をくれる。この前なんて「半年働いたから5日間のリフレッシュ休暇があるよ」と主任から言われた。つまりは有休であろう。その時全身の細胞がアラートを鳴らした。

「これは罠だ」

働いていないのにお金をくれるはずがない。とびちるうんこを片付けながら頭を働かせた。はは~ん、わかったぞ。「有休だよ(でも、普通は出勤してくるよ)」ってことだろう。90過ぎのおばあちゃんに罵倒されながらそう思った。

おしっこで濡れた服を着替えさせて、リフレッシュの使い方を考える。期間は3月まで。それまでにワクチンが日本を救っているとは思えないから、やることは限られるのだ。すなわち、無人の荒野に歩み出すしかない。それでいて、医療にはぜったいにかかれない。

不眠症のおばあちゃんに呼び出されていつもの話を聴きながら冬の事を考える。やるならば1月か2月が良い。そして今年はその準備になるだろう。俺のやりたいことはこれなのだ。

 命がいくつあっても足りないヤツ。そう決めたらビビビーンと心がウキウキし始めた。リフレッシュ休暇で本当にリフレッシュしてやろうじゃないか。

頭の噴火を見つめながら

・出勤するとある利用者さんが不穏だった。易怒性というのだけれど、とにかく怒りまくっている。怒りの原因は不明。「たぶん、別の利用者と何かあったんだと思う」との事だった。

目の前に座り、話を聴いてみる。論理がおかしい。何かを伝えてくるのだが、それが何かわからない。シュールな世界だ。世界がめちゃくちゃにつながった家に迷い込んだ時のよう。言葉を1つ捕まえてみる。「それってどうゆうこと?」「しらないわよ!」まあ、そうだろう。言葉の意味が消えていく。

怒りが収まったのはご飯を食べた後だった。嘘だろ!?ってぐらい大人しくなった。つまり、お腹が空いていたのだ。「ご飯食べる?」「いらない!」って言っていたのに・・・でも、たくさん食べてくれてよかった。人間、食べれるうちは大丈夫。

・別の利用者さんも怒っていた。何に怒っているかはなんとなくわかる。原因がある怒りは対処ができるからたやすい。すごかったのは表情。片目が充血して、そっぽをむいている。正面に座るが、こちらを見ているような、見ていないような感じだ。これは怖かった。全盛期のビートたけしの演技のようだった。この方も、ひととおり怒りを吐き出したら疲れて寝てしまった。

かなしいのは、怒りによって確実に一歩、死に向かっていくということだ。あれだけのエネルギーを排出するのだから。できることはせめて、近くにいて受け止めるぐらい。

・「わたしは辰年だから」というおばあちゃん。自分の性格分析で干支をもちだすのはお年寄りあるある。郵便局時代の上司も「ネズミだからしょうがねえよなあ」と自分のずる賢さを分析していた。

干支の性格分析は結構当たる。これは「○○年だからこうなんだ」という刷り込みを生まれた時からされているからだと思う。人間は面白野菜みたいに型枠に合わせて歪む。

・ネットで仕事がごろごろ転がっているのに、それに手を付けられないのが悔しい。去年だったら喜んで食いついていた単価の仕事もスルーしなければいけない。だが、これは納得していることだ。それは3月に、ライダーハウスを巡ったときに感じていた。

専門性を身につけなければいけない。言葉なんて誰でも書ける。何者かにならなければ、だれも話を聴いてくれないのだ。文章を読んでくれないのだ。仕事とは、その専門性を金をもらって身につけることができるオイシイ存在。

スノーシューTUBBS(タブス) Flex TRXで雪山登ってきた

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人生2足目のスノーシュー。ブランドものが欲しかったけれど、高いのは4万とかする。「え!?雪の上を歩くだけなのに?」とあきらめかけたが、ショップに売っていたギリギリブランドってかんじの一番安いヤツを購入した。それがこのTUBBS(タブス)Flex TRX。17800円だった。

 

 

 それでも、登山靴より高い。高いものを買ってしまったのだから使わなければもったいない。そんなわけで近くの山で低すぎて登ったことのないキトウシ山(331m)に登ってきました。

 雪は湿っていて、深さはひざぐらいまで。それでもずぼずぼと埋まる。あまり浮力を感じないので不安だったのだが、斜面になるとその力を発揮してくれた。前方には穴があって、そこが開いているからつま先が沈む。沈んでくれるから斜面に対して、つま先を蹴り込める。さらにリフターという箇所を上げると、かかとが上がるから斜面でも水平にちかくなり歩きやすい。

結構な急登だったのだけれど、爪がしっかりしているので滑ることはなった。あはは、これはいい!あっさり登頂し、なだらかなルートで降りた。下りはさすがに上りのようにいかず、場所によってはケツソリとかで滑り降りた方がいいかも。ここは樹木帯だったので我慢して歩く。

林道まで下りてきた。ここで走ってみる。ふかふかとした浮力があり、走っていて楽しい。重さもそれほど感じない。

ただ、激しく動くとバインドが緩む。途中何度か締めなおした。シンプルでカッコいいのだけれど、もう1ランク上のワイヤー式にはかなわない。ちょっとだけストレスだった。

やっぱりこっちを購入した方が良かったかもしれない・・・安いのを買って、あとあとハイエンドな製品が欲しくなるのはいつもの事なのだけれど、今回もそうなった。

 

それでもコスパを考えたらTRXはとてもいい。今回、これだけの斜面を登れたのはかなり自信になった。

 

 いい買い物だった。

人はなんでも面白がれる

無気力と戦っている。基本的に寝ているのがお年寄りなのだけれど、なかにはしっかりしている人もいて、そんな人でも無気力になってしまうのだ。「なにも楽しいことが無い」と言う。

 

なにか面白いことを提供したい。限られた時間で何が出来るだろうか?聴いてみた。「なにかやりたいことある?」「なにもない」無気力だ。

 

仕方ないんだ。そりゃそうだと思う。体を使うことが限られるうえ、移動も限られている。目と耳と口からはいるエンターテイメントしかない。新聞をぱらぱらめくりながら、限界を意識した。

 

映画、落語、時代劇、お笑い、すべて受け取る側のエネルギーが必要だ。健全な体と脳が無ければいけない。そこに「お!」とおもわれる記事があった。道内の男性66歳が、吹き矢で6段の免状をもっているという。「どう?吹き矢?」「なにがおもしろいのかわからない」「だよねー」

 

吹き矢だってのめり込めば面白いはずだが、そこまでハマることはないだろう。「なんでもやれば面白いと思うけどね」そうなのだ。まず、やることが難しい。情報を頭に入れ、興味を持ち、体を動かし手に入れる、時間とお金を投入する。自然にやっていることだが、これが実に難しい。難しいが、なにかあるはずなのだ。無気力とはもともと気力があったということだ。そこを刺激するなにか。それを探る。これが実に面白い。