ライダーハウス蜂の宿

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いきなりゴール地点には飛べない

あまり忙しくなく、まったりとした夜だったのでライダーハウスの輪に加わってきました。

そこには

「消防士になりたいです」

という19歳の若者がいて

「無理だ、やめておけ」

というやや年上のライダーたち。

いろいろ聞いてみたのですが、確かに19歳の彼にとって「消防士になる」というのは大変な道のりかもしれません。

現実を把握してないし、見込みも甘いし、素質もないかもしれません。

でもまあ「そんなもんだよな」と思ったのです。

 

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私は今39歳で、この文章をビ・エールという美瑛の素敵スポットで書いています。

今日も酷暑ですがテラス席は日陰になっていて、気持ちの良い風が流れるので最高の環境です。

先ほどフリーwi-fiをつかって、いつも仕事をいただいているクライアントさんに記事の納品をしました。

私にとって「文章を書いてお金をもらう」というのは、口に出すのも恐ろしいぐらいの遠い目標だったので、今この現実が夢のようです。

いろんな要因が絡まって、このようなことができるようになりました。

 

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なんといってもライダーハウスがあるからこんなことができます。

8年間ライダーハウスで生活してきたことが、いまの自分の基礎になってます。

ライダーハウスで生計を立てるのは難しい」と言われてきましたが、確かにその通り。

でも「ライダーハウスを副業にしてなにかやる」というのは全然アリです。

ライダーハウスがあるから居酒屋ができますし、ライティングもできるんです。

 

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ライダーハウスがある美瑛町はとても素敵な土地です。

今、私の目の前には美瑛駅前の通りが広がっていて、人と多国語でにぎわっています。

1万人そこそこの人口の町に観光客がいっぱい来るから、美瑛の町の雰囲気はちょっと独特です。

寂れているわけではないですが、年中賑わっているということでもありません。

そんな場所にドン!とできたビ・エールという建物、老朽化したデパートを改装したものですがいい環境です。

ライティングをするのにこれ以上の環境はないでしょう、とても気に入ってます。

 

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私は幸せなことに、いままで興味のあったことはすべてやってきました。

大学生の時にスキューバダイビングをやって、郵便局の時にバイクにのって、それからパラグライダーをやりました。

カヤックも何度もやりましたし、DIYも人に引かれるぐらいやりました。

今やりたいことは文章を書いて、人に買ってもらうこととドローンです。

他に気になることはあまりありません、なのでやりたいことに注力することができます。

 

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私には「人が怖い」という弱点がありました。

でもそれは郵便局の保険屋時代に強制的に克服できたと思います。

そして30過ぎて将棋を覚えることで、知覚範囲がグンと広がりました。

ビビリ症はほとんど消えたと思います。

つまり「未来」があまり怖くありません。

ひょっとして西成でホームレスをやってるかもしれませんが、それでもかまわないのです。

 

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28歳の時「カヤックのガイドをやりたい」と思い立ちました。

それは数年後にかなうことになります。

そしていま「売文家になりたい」と思っています。

それも趣味ではなくある程度の収入を得るぐらいの。

19歳の消防士への夢を笑える立場ではないのです。

そんなのよりも、もっと訳が分からなくて難しくて遠い道のりでしょう。

でも、環境は明らかに良くなっています。

最初から目指したわけではないですが、気が付けば土台ができてました。

誰だっていきなりなりたいものになれるはずがありません。

一歩ずつ情報を集め、環境を整え、実力をつけるしかないのです。

ゴール地点なんてたまに見上げるくらいでいいのです、目線は常に一歩先ぐらい、そうでないとやってられません。