ちょうど一週間前に893のおじさんがきて困ったと思ったら、
昨日今日は、おそるべき記憶量のスーパーおじさんがいて面白かった。
すばらしい言葉遣いのおじさんがいたと思ったら、
元気のかたまりのようなおじさんもいた。
そんなおじさんウィークだった。
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もし、中国語ガールがきてもおじさんがいれば大丈夫
連泊のハーレートライクおじさんがスゴイってのは、ちょっとでもおじさんとしゃべればだれもが感じることだろう。 このおじさんは、スゴイ。
ラリーストとしてかなりの資格をもち、そっちの仕事もしつつどこかの教育機関で( おそらく大学 )講義をもっている。 東南アジアの歴史が専門のようだけど、キリスト教についてもしゃべれるし、言語学の分野でもすごい知識量だ。
そして、おじさんはその知識をしゃべる、とにかくしゃべるのだ。
昨日もずっとしゃべらしてしまってちょっと心配になるくらいだった。 70歳手前の人にムリをさせてしまったとおもったが、今日もたのしい話を聞かせてもらった。 そもそもの馬力が凡人と違うのである。
さっきは「 鰐口 」についての講義を聞かせてもらった。 とても面白かった。 「 こんなのは一般常識だよ 」っていうけど、そんな一般常識は絶対に存在しない。
鰐口(わにぐち)とは仏堂の正面軒先に吊り下げられた仏具の一種である。神社の社殿で使われることもある。金口、金鼓とも呼ばれ「鰐口」の初見は正応6年(1293年)銘をもつ宮城県柴田郡大河原町にある大高山神社のもの(東京国立博物館所蔵)。
金属製梵音具の一種で、鋳銅や鋳鉄製のものが多い。鐘鼓をふたつ合わせた形状で、鈴(すず)を扁平にしたような形をしている。上部に上から吊るすための耳状の取手がふたつあり、下側半分の縁に沿って細い開口部がある。金の緒と呼ばれる布施があり、これで鼓面を打ち誓願成就を祈念した。鼓面中央は撞座と呼ばれ圏線によって内側から撞座区、内区、外区に区分される。
つまり、この「 鰐 」って字がアリゲーター的な生き物のことではなく、「 サメ 」のことを鰐って言ってたんだって。 へー 。 因幡の白兎が渡ったのはワニではなくサメのことなのかもね。
んで、今日はアジアガールのご来店があったんだけど、おじさんが通訳を買って出てくれて、じつにスムーズ。 「 こんなのはね、でたらめ英語ですよ 」ってことだけど、日本語と同じスピードでオヤジギャグを飛ばすことが出来るのなら、でたらめかどうか?なんてどうでもいいですよ。
あと、外国の方って高額紙幣にたいしての扱いが雑ね。 まあ、ワタシだって100ルピーに100ルピー以上の価値をもたなかったってか「 細かくするのめんどくせえな 」って感覚だったから、とうぜんのことなのかもね。 旅先の紙幣なんて、モノポリーの紙幣ぐらいの感覚で、そこに「 ああ、これは一日分の日当ぐらいのお金なのだ 」なんてストーリーがないからもらいやすい。
そら、爆買いツアー目当ての店が増えるわけよね。 ゲームのような感覚で商売できるものね。
そんなことを思った、値上げ2日目の夜。
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