モトハチ(元蜂の宿管理人のブログ)

閉鎖したライダーハウスの元管理人のブログです

厳しいことを言ってあげなくてはいけない、スーパーメディアクリエーター爆誕、気配のない女

いつもどおり洗濯して、掃除して、ドリルを振るう日。

夜は穏やかで、面白かったって話。

広告

 

 

厳しいことを言ってあげなくてはいけない

 昨日に引き続き、営業開始と共にくずゆくんが来店。 いろいろ喋ったの。

 

hatinoyado.hatenablog.jp

  昨日のブログで言及してしまったことを詫びて、やはり人脈と言う言葉は使わないほうがいいこと、そして言葉のイントネーションについてちょっと気にしたほうがいいことを言ったの。

 彼の喋り方は独特で、ずっと声を張って喋りまくるから、聞いていてちょっと疲れるのよ。 コレは明らかに彼の弱点、矯正すべきクセだと思うわ。

 20歳の彼に、このことを注意する人間はいなかったのかしら? ひょっとしたらいなかったのかもしれないし、いたけど忘れてしまったのかもね。 だって、指摘は一言ですんじゃうからね「 うるさい 」って。 

 でも、彼の明るいところは得がたい才能だし、下手な指摘でそれがなくなってしまうことを恐れてしまいがちだけど、今のままだと彼の周りからは人がいなくなってしまうと思うの。

 だから近くの大人が言ってあげるべきなのよ、わかりやすく、伝わりやすい言葉で。 人間関係を作って、お互いのプライドを尊重しあった間柄から。 

「 うるさい 」ではなく「 もっとこうしたほうがいい 」って。

ちょっとしょげてたけど、上手く伝わったと思う。 

 

スーパーメディアクリエーター爆誕

 その後、絶賛沈没中のバタフライが来店。 彼は浪人生のクセに麻雀を覚えるという、ダメダメ街道を転げ落ちまくってる状態なのだけど、新しい事実が判明したわ。

 もう、勉強はしばらくしてないみたい。

 つまりは浪人生って名乗ってるけど、大学に行く気はあまりないみたい。 「 浪人生じゃないじゃん 」って突っ込まれてたわ。 「 じゃあ、なんて名乗ればいいんですか? 」って言ってたから

「 スーバーメディアクリエーターを名乗れ 」と言ってあげたわ。

 

気配のない女

 バタフライ以外のオーダーがはけて、お客さんは奥に一組。 スツールに座って漫画を読んでいるバタフライをほっといて洗い物をやってたら「 マスター 」ってお呼びがかかったから、奥のお客さんのところに行こうとした時。

 

 バタフライの真後ろのテーブルに座ってる女性がいたの。

 

 アジア、おそらくタイかベトナム系の女性で、首に一眼レフをかけてたわ。 まったく気配を感じなかったからびっくりしちゃった。

 電車居酒屋は電車だから、だれかが歩いたら揺れるのよ。 出入り口も恐ろしく立て付けが悪くて、だれかが入ってきたらドアの音が厨房まで聞こえるのよね。

 そんな状況で誰にも気付かれずにやってきて、あの重いメニュウをじっくりと見ているから、最初は「 ・・・・人間? 」って感じのリアクションだったわね。

 目が合って、「 何か食べる? 」って聞こうと思ったけれど、彼女が人間なのかすらわからなかったから、ただ微笑んでたら。

「 あ・し・た 」と微笑んで。 音もなくテーブルから降りて、音もなく( きれいな後姿で )歩いて行っちゃった。 キャットウォークってああいうのを言うのね。

「 気配ありました? 」って目をパチクリしてバタフライが言うから「 まったくなかった 」って答えたの。 ワタシもワタシだけど、1m以内に近づかれてまったく気が付かなかったアナタのほうが驚いたわよね。 コレがサムライだったら命を落としかねない事件だったけれど、スーパーメディアクリエーターだからまあ、問題ない。

広告

 

 

 

 

旅で人脈をつくるってどうなの?

くずゆくんという旅人が来た

「 いま無職なので、旅をしながら人脈をつくりたいんです 」って

つまり、旅先の宿とかで、ピンチに陥ってる社長とかを偶然助けて

「 いやあ、たすかったよ。 お礼にうちの会社来ない? 」

「 はい! よろしくお願いします! 」

そして、無事就職

「 ひえ~、こんなでっかい会社だったなんて! 」

「 はっはっは、今日からボクの秘書としてがんばってくれ! 」

「 はい!がんばります! 」

「 じゃあ、四つんばいになって 」

「 え? 」

「 四つんばいになって 」

「 っえ?え? 」

「 四・つ・ん・ば・い 」

「 ・・・・・ウス 」

ビシャン!!!!!

「 痛い! 」

「 喋るな!犬は喋らない!! 」

って感じになりそうで怖い

広告

 

 

tehuくんかよ

 

なんか「 人脈 」って言葉を聴くと、スーパーIT高校生ことtehuくんを思い出す。

まあ、意識は低いよりも高いほうがぜんぜんいいから何も問題はないんだろうけど、

「 何かやりたいことあるの? 」って聞いたら

「 特にやりたいことがない 」状態で、いったいどんな人との人脈を作るの?

 社長はそこらへんを歩いてないから社長なのよ。

 例えば、島耕作のようなストーリー( 女とであう→問題が起きる→女とヤル→問題を解決してもらう )は、魔性の女殺しである島耕作だから起こるのであって、基本的に人とつながるためには積極的に行かなくてはいけないのよ。

 もし、特にやりたいことが見つからないあなたを通りすがりの社長が気に入ってくれたのなら、その社長は99%ホモよ、若く健康的で元気ってことだけで好かれるって事はそうゆうことじゃない?

 

まあ、わかりませんけどね

 でも、人と人はつねに求められ、出会い、影響しあうものだから、彼がこれからどんな人と出会っていくのか? とっても興味深いわね。 これから北海道を旅するにあたって、友達はいっぱいできると思う。 そして、その中から将来につながる位の出会いもあるんじゃないかしら? えらそうに説教じみた作文をしちゃったけれど、これからがんばってねー。

blog.livedoor.jp

 

今日はあたたかく、居酒屋も穏やかににぎわった。 悪いことは続かない。 いいこともだけど。

広告

 

 

 

美瑛の郷土資料館が完成したから行ってきた

郷土資料館めぐりをするようになって半年、ついに地元美瑛の郷土資料館が

リニューアルオープンしたので行ってきた。

広告

 

 

きれいな建物

蜂の宿から片道1キロ

f:id:hatinoyado8:20160712104409j:plain

役場の駐車場が使える

f:id:hatinoyado8:20160712104441j:plain

お名前「 美宙( みそら ) 」あふれでるスナック感が止まらない

f:id:hatinoyado8:20160712104600j:plain

さすがに奇麗

 

f:id:hatinoyado8:20160712104925j:plain

囲炉裏で読書、古い本が無造作だったのでつい

f:id:hatinoyado8:20160712105007j:plain

f:id:hatinoyado8:20160712105026j:plain

昭和10年代の観光ガイドブック

「 流瑠舞 」

ではなく「 鉄道旅行案内 」

f:id:hatinoyado8:20160712105219j:plain

当時の薬箱っていいよね

f:id:hatinoyado8:20160712105327j:plain

さて、目玉の一つ。 天体望遠鏡である。

しかし、管理者の仕事が9時5時なのだろう。 日中のみの利用に限られるようだ。

 

美瑛町の郷土資料館の感想

 小さいけれど、奇麗にまとまっているんじゃない? なんてったって歴史がないから、展示するものもあまりないんでしょ? 廃校の校歌が流れるブースなんていい味出してたんじゃないかしら?

 囲炉裏においてある大正の百科事典とか、タッチ操作が不安定なipadとか、味わい系の郷土資料館に近い気がするけど、入り口にあるこのモニターは「 すごーい 」ってなったわ。

 

けっこうお高かったんじゃないかしら?

鳥瞰図から美瑛町のどこに何があるのか、これいじょうないくらいわかりやすいビジュアルで教えてくれるの。

美瑛町のことを知るのに、一番手っ取り早いのはココに来ることだと思うわ。

 

夜は忙しかった

 居酒屋6名に地元の家族連れ1組。 美瑛のDQNにはなれたつもりだったけれど、まだまだだったわ。 飲食店とかでオラつける精神がとにかく貧しくみえて、心が痛い。 そして、そのオラつきスピリッツは子供から孫へと継承されていくんだなあ・・・・ってのが見えてきてしまうので、よりつらい。 ワタシはいい親に育てられたんだってことがしみじみとわかってありがたい夜だったわ。

他のお客さんも気付いてたかな? だとしたらごめんなさい。

f:id:hatinoyado8:20160712111029j:plain

広告

 

 

 

麻雀、ドメモ、ゴキブリポーカー

最近は10名様前後のライダーさん。

寂しすぎず、賑わいすぎずって感じね。

f:id:hatinoyado8:20160710235047j:plain

土曜の夜から、日曜日日中にかけて雨。

町内会の雑用をしたり、「 布団をもらってちょうだい 」って人のところにいって、

布団をもらってきたり、なんとなくランチ営業をやってみたりしてたわ。

「 野球でもみるかなー? 」って思ってたら

「 麻雀の面子がたりないんです 」ってモジャが言うので、お呼ばれしたの。

広告

 

 

モジャ、バタフライ、しょうごくん

 ひさしぶりに麻雀パイをさわったんだけど、なんだかきもちいいのよね。 気温は20度くらいで気持ちがいいし、初心者のバタフライの話を聞きながらマンガンをぶち当てるのは快感だったわ。

 19歳のバタフライは浪人生なんだけど、麻雀なんておぼえちゃっていいのかしら? って疑問がちょっとよぎったけれど、まあいいか。 休学中のモジャとしょうごくんとも会話しながら、ゆったり流れる時間と、時折強くなる雨を味わってたのね。

 

 それから居酒屋営業へ。 まあ、そんなに忙しくなくて、あっさりと暇になったから、麻雀の面子でドメモをやってゴキブリポーカーもやる。

 仕事そっちのけで遊んでるワタシをみて

「 こんな人生もあるんだな~ 」っておじさんライダーがつぶやいたの。

 それは嫌味とかではまったくなく、心の底からワタシの人生にたいして感心していたような感じだったわ。

 まあ、確かに普通ありえないわよね。  でも、普通にやってたらライダーハウスってやってられないと思うのよ。

 喧嘩や、盗み。

 色恋や、性的暴力。

 スキップアウトや、破壊。

 差別や、ねたみ。

 不安や、後悔。 

 ウソや、搾取。

 一方的な思い込みと、出会っては別れの繰り返し。

何時まで続くかわからないけど、ライダーハウス管理人というのは

「 いかにイカてるか? 」ってのがセールスポイントだったりするんじゃないかしら?

f:id:hatinoyado8:20160711001749j:plain

広告