半額だからかってしまったゲーム「サイバーパンク2077」
アメリカ産の、えらく金のかかった、それはそれは大ボリュームな作品だ。
とても面白い。攻殻機動隊の世界に入ったかのようだ。
いろんな方法で敵をぶっ殺しながら主人公を強化していく毎日。
そこにあるのはアメリカンマッチョな価値観だ。
ただただぶっ殺せばいい。
負ければ、敵よりも強化すればいい。
強いものが勝つ、とてもシンプルなルールだ。
・
と、思ってたらジン・・と心に来るものがあった。
マッチョな男、ジャッキーの葬式での言葉だ。
「恐れるな、恐怖は最大の敵だ」
と
ジャッキーは言っていた。
何のことはない言葉だ。
深みもくそもない。
恐れるな・・・って、恐怖は敵だって・・・
ジャンプの主人公が小学生の時から俺に語り掛けていたような言葉だ。
が、なかなか来るものがあるj。
・
毎日、何かを恐れている。
多くは他人、そうじゃないなら未来。
いま、恐怖に負けてボコボコになっている自分がいる。
ええい、恐れるな!恐怖は最大の敵だ!
ライダーハウスをやっていた時もそうだった。
来てもいない、イメージのクソ客におびえていた。
そんな客は存在せず、自分の弱い心が作り出した幻想だ。
他人は、怖くない。未来も、怖くない。
実際に危機になった時だって、何とかしてきたじゃないか。
本当にヤバイのからは、逃げてこれたじゃないか。
敵は恐怖だ。自分こそが、最大の敵なのだ。
ということを、ゲームから学んだ。