「もし、この町に住んだとしたら?」と想像する
「悪くない」と、微笑んだ
土曜の夜に帯広に行き、車中泊した
5時に起きて、釧路へ。
ピンク色の朝を走る。
信号がまったくない。
東へ東へと向かうが、終わりの気配がない。
永遠に続いてるかのようだった。
釧路で朝ご飯を食べようと思って、和商市場に行くと「本日休業」だった。
時刻も9時前だったので、ほかに開いている店もない。
厚岸まで行くことに。
厚岸は2年前の納沙布へのカブツーリングで来ていたけど、夜だったから素通り。
ついにカキを食う時が来た。
水族館が入ってる
んめー!
今回のコース。途切れているところは、量子コンピューターを使った物理転送。
最東端はあきらめた。
もう1件。漁協が経営している所。
こっちはセルフだけど、1かき100円ぐらいで食べられるのがうれしい。
琵琶瀬展望台というところがあったので、止まってみた。
おお!絶景!
護岸していない川と、湿地。その河口にある小さな町。
この町で生まれたとして、どんな人生になるか想像する。
それが面白かった。今と、まるで違う環境だ。
確かムツゴロウさんが、このあたりの無人島「ケンボッキ島」にヒグマをつれこんで1年生活していたはずだ。
この時のムツゴロウさんの生活は、書籍になっていてとても面白い。
そのムツゴロウさんもこの景色を見たのだろう。そして夢想したと思われる。
「ここで、生活してみたら・・・」と
心をえぐる景色だった。
今回のゴール地点は霧多布岬にした。
ああ、終わった、終わってしまった。
浜中町で温泉に入って仮眠、釧路に戻り、博物館へ。
ここは、展示もいいけど、建物がすごく好き。
シンメトリーで2重らせん階段の建物の中心部には、タンチョウのひなの模型。
美しいなあ・・・
この最上階エリアには、休憩スペースのようなものがあって、そこに座っている女子高生がこちらを見ていた。にらみつけるように。
?
と思った。よく見ると、彼氏と抱き合うように座っている。
それに気づいて、フオー!となる。
いやあ、いいね!若いっていい!
でも、どんな流れで、あんな座り方になるの?セクキャバ?と思ったら
「男が座ったら、女があんな風に上に座るんよ」
と彼女Aが教えてくれた。え、やっぱりセクキャバじゃね?
あはははは!と笑いながら、帯広へ帰る。
晩御飯はここ。
日曜の夜ということもあり、めちゃくちゃに混んでいるが、車で待ってたらケータイで呼んでくれるらしい。疲れを取るのにちょうどいいインターバルだった。
ああ、うまいなあ・・・
そして、栄養ドリンクを飲み飲み、美瑛まで帰る。