居酒屋の営業が終わって実家と美瑛を往復した生活をしています。
実家にいると「あの時、ああしていたらどうなっていただろう?」という考えが頭をよぎります。今よりもきっと安定した生活をしているんじゃないか?と妄想するけどすぐに「無いな」と思います。
「今以上は無い」
いま金がなくてビンボーに苦しんでいるのは、自分がそんなヤツだからです。貯蓄よりも使うことが好きで、安定収入よりもいろんな商売や仕事をやってみるのが好きだからです。
じゃあ、仕方ない。と諦めました。非常に残念ながら自分は自分です。頭がいいわけでも顔が美しいわけでも運動神経が優れているわけでもありません。人より優れたセンスや金の嗅覚やコミュニケーション能力があるわけでもないのです。
ただちょっとだけ勇気と行動力があったと思います。そんな自分が嫌いではないので仕方ない。貧乏なのも信用が無いのも仕方ない。笑われたり馬鹿にされるのも仕方ないし、至極当然なのです。
だから理解されることはありません。誰かに自己紹介をするときは、その人がわかりやすいような装飾を、ホントっぽいウソを、虚実の自分を語ります。
そもそも「誰か他人のことを理解する」ってことが人間にはできないのですからいいんです。非常に残念な自分を認めて、肩を組んで、笑いながら生きていきましょう。