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ライダーハウス蜂の宿

なぜかオネエ言葉になります、ご利用案内→ http://hatinoyado.hatenablog.jp/entry/2016/01/29/235943

薄毛に悩んでいたので、全部剃ったらすっきりして早一年が過ぎた

 自分の髪は剛毛で、よく生えた。

手触りが嫌いだったし、床屋代ももったいなかったので、

許しも得ないでぼうぼう生えてくる髪に

「 もう生えないでいいよ 」って思ったものだ。

 

思いが通じたのか、はたまた遺伝のせいか、

頭頂部のあたりが30あたりから寂しくなってきた。

てっぺん以外は波に揺れる 日高昆布のようにたくましいのだが、 てっぺんだけ岩肌が露出している。

「 ハゲになるのだ 」と知った。

 

ハゲになるのは別にいい、覚悟していたことだし、元々髪に愛着がない。

耐えられないのは

「 あっ、あなたの前で髪の話はダメでしたねwww 」

と、気を使われたり、 

「 うわぁ、ハゲだ 」

と驚かれることがキツい。

「 はいはい、わかってますよ 」と居直っても、

「 居直っちゃったよ、ハゲのくせに 」って

常にハゲは受け身なのだ。

 

常にオフェンス側でありたい。

バイク乗りを描いたマンガでそんなセリフがあったが、

頭頂部だけのハゲというのはディフェンスになりがちだ。

オフェンス、つまり100m先でもわかるぐらいの存在感、

誰に対しても有無を言わせないスタイル。

フォーマルであり、スポーティーであり、宗教的なアレ、

スキンヘッドにした。

 

ぎりぎりまでバリカンで刈ってから、貝印のk2という

T字カミソリで剃り上げた。

頭がひりひりする、暫くすると慣れた。

 外気に弱いので、いっつも帽子かパーカーが手放せなくなった。

風呂に入る度に剃るのだけれど、完璧に剃りあがると気持ちいい。  ただ、頭頂部以外は二三日するともじゃもじゃしてくる、頭頂部だけが完璧だ、もじゃもじゃしてる所も早く頭頂部を見習ってほしい。

 

 スキンヘッドにして一年が過ぎると、これ以上のスタイルはないってことに気づく。

「 ああ、あの人もこっちに来ればいいのに 」って

思う。

スキンヘッドは攻撃的だ。

大多数のもじゃもじゃに対して 独立宣言をした者が頭を剃り上げるのだ。

スキンヘッドはごまかしが利かない。

否が応でも目立ってしまうので、常に視線を感じることになる。

スキンヘッドは 美しい。

何より清潔で、光っている。

 

 

ただ、ロマンスグレーの人を見ると

「 いいなあ… 」っておもう、

そんなかわいい一面もスキンヘッドにはある。

 

おわり

 

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